★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

大脱出2

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シュワちゃん、スタローンのW主演で言葉は悪いですが、良い餌を持った一作目に比べると、とりあえず続編を作ってみましたという印象が拭えないでしょうかね。去年の2019年に日本で公開になっている本作は、2は単なる客寄せではなく、ちゃんと前作の続編となっているようなのですが、仮に数日前に見ても話しの続きかと簡単に理解出来ない感じです。個人的にはシュワちゃん、スタローンの二人で今回は何をやらかしてくれるんだろうかと楽しみにしてたんですけどね。正直当てが外れたって気もしないでもないんですが、言い方を変えれば良いおじさん二人がメインで脱出ネタは厳しいでしょうし、そもそもアクションのキレに不満も出る。そこで今回は中国人俳優のホアン・シャオミンが中心となってアクション等を見せてくれるわけです。キレも良いですしけっこう男前。ちなみに製作国はアメリカと中国で映画の分野では何ら不安も感じさせない両国でありますが、一生懸命働いてたのは、スタローンよりもホアンでしょうかね。

 

●ちょっとひとこと●
電子レンジの掃除もやりました。定番の重曹ワンカップを容器に入れて数分加熱し。その後また数分放置とこれでも拭き取ると汚れは落ちるのですが、頻繁にやってない我が家の場合ですと軽いジャブ程度で、特に底部の白い模様などは茶色くなったまま。そこで歯磨き粉で擦るなんて手もあるんですが、やはりセリアのクレンザーでしょうね。完全に白い模様が復活しましたよ。

 

f:id:chibigori:20200905122118j:plain  電子レンジのお掃除の時はマスクはお好みでどうぞ。

アラビアのロレンス

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題名も、音楽だって知ってる。だけど、見たのは初めてなんだ。こんなアカデミー賞を7つも取った超有名なのをまだ見てなかったのかって言われそうだけどね。なんたってボクには長すぎるよ。だって227分もあるんだよ。ロクサン・・ロクシ・・と計算するんだって大変さ。でも久しぶりにワクワクしたよ。名作って言われてる映画だからね。って呑気にしてたら音楽だけで全然画が出てこない。ビックリしたよ。またTVがへそ曲げたんじゃないかって。思わず叩こうとしちゃった。4分も出てこないんだから昔の人は辛抱強かったんだね。ボクなんてきっと映画館で叫んじゃうよ。62年とかなり古い映画だけどすごく画が綺麗だった。リマスタリングでもしたんだろうね。話はボクには少し難しかったけど、砂漠にいる感じがして喉が渇いちゃったし、こんな長い時間ラクダに乗ってたら、お尻からコンニチハしちゃいそうだって隣のオジサンなんて言ってたよ。途中にコンビニでもあればボクだって行けそうな気がするけどな。ラクダが可愛かったぁ。

 

●ちょっとひとこと●
この完全版は頂きものでして、ようやく視聴に相成ったわけですが、正直一発だけでは不完全燃焼って感じですかね。スケール感や撮影の困難さなどは十二分に伝わって来ますけどね。情勢などがちょっとわかりにくいかなと。あと数回見たらより名作を理解できるかもしれませんね。途中で休憩が入るので分割して見たのですが、これだけの長編は久しく見てないでしょうかね。

 

f:id:chibigori:20200905122118j:plain  砂漠の中ではマスクの着用をオススメします。

マスカレード・ホテル

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見ながらこんなにニヤついた映画は久しぶりなんじゃないか。それこそ新たに役者が登場する度って感じでしたから。東野圭吾の原作を読み終えばかりという理由の他に、頭に描いていたイメージと映像とが妙に噛み合ってしまったんでしょう。のっけから流れる優雅で且つ壮大な音楽は、まるで気品あふれるホテルの象徴でもあるかの如く心地良く響いて、自然と気分も高揚してしまいます。僅か数分でチェックインであります。そういや舞台となったホテルは何度か泊ったことがある。なんて嘘でもそんな事を言ってみたいですが、ホテルはもちろんのこと、フロントクラークの長澤まさみが想像してた女性とマッチしちゃってたんですよ。キムタクについては一瞬、オヤッ?となりましたけどね。すぐに馴染みました。それにしても2019年に公開されたこの映画、実に原作に忠実と言うか、うまいこと描かれていて感心致しました。展開を知ってたのが少々悔やまれる点ですが、大いに楽しめたことで今回は映画に軍配を上げたい。

 

●ちょっとひとこと●
庭の角に植えた緑の細い茎に白い花が咲くタマスダレがいい感じに咲き誇っています。以前は30センチ四方の狭い花壇に植えていたんですが、増えたお蔭でギューギューになってしまって、あまりに狭苦しそうなので今の場所に移したんですよね。最初はなんだか頼りなさそうな雰囲気で枯れちゃうかなと思ったんですが、だいぶ馴染んだみたいでこれからまた楽しみです。

 

f:id:chibigori:20200606080121j:plain  本日は読書と映画鑑賞で一日終わりそうです。

そして父になる

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福山雅治が初の父親役を演じたのが2013年に公開になった本作。見るのは二度目となりますが、久しぶりだからか今回の方が心を打たれた感じがしますね。これが仮に全く同じ内容で外国映画であるならきっともうちょっと違う感情になるのかもしれない。一言でリアルなんですよね。日本での派手なカーアクションや銃撃戦を冷めた目で見てしまうのと違って、こういった人間ドラマは生々しさをより伝わって来る。それにしてもエリートと言いましょうか、ちょっとお高くとまる役が福山は板についてる感じがしますね。最近では東野圭吾ガリレオシリーズの湯川学などは読んでて福山の顔が浮かんで仕方ないのですが、学者なんかもフィットしそうな気がします。実際はどんな方なのかはお付き合いも無いので判りませんが。ただ、多彩な才能と言う点ではもう一人の父親を演じたリリー・フランキーも負けてないでしょう。地方のイイ親父を上手い事表現していて、それがまた不思議と自然に見える。ズシっと胸が締め付けられますね。

 

●ちょっとひとこと●
ちょっと前に南こうせつのCDを買いました。その昔、LPでも聞いてたやつですが、久しぶりに聞くとソロになってからの最初のアルバムである、かえり道は新しいテイストを盛り込みながらも、かぐや姫の味がふんだんに残っていて個人的には一番好きですかね。もっともあれこれ語るほど聞いてもいませんし、こうせつのベストは100回以上聞いたライブだと思っておりますけどね。

 

f:id:chibigori:20200606080121j:plain  今日はエアコンを使わずに過ごせるので助かります。

オーシャンズ11

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こういった№が付く映画は、海外のドラマを連想させるのか、見るのを躊躇わせる傾向にありますかね。その昔はX-ファイルなんぞを夢中になったこともあるんですが、それこそ未解決事件の如く終わりの見えない展開にその熱もファイルに封印です。ただし、今回は女性版の8を見てだいぶ印象も変わり、是非とも出発点となる第一作目を見たくなった次第で、番号をきちんと調べて借りて参りました。ついでに調べたら2001年公開の本作はリメイクなんだとか。ニワカマニアには知らないことが盛り沢山です。公開もやや前なのでお世辞にも良いとは言えない映像になりますが、考える時間をあまり与えない。つまりは無駄の無い展開で知らぬ間にワクワクしてることに気付かされます。非現実的であることもその理由ですが、スペシャリストが集結して何かを成し遂げる。こういった話は素直に楽しめて気分も高揚します。ダンディの言葉が似合うジョージ・クルーニーやブラッド・ピッド。アンディ・ガルシアも役にハマってて良かった。

 

●ちょっとひとこと●
この間はタンスの引き出しを手直ししました。詰め込み過ぎて下の板がしなってしまい開けるのも大変になったからですが、お印程度の補強材を外し、そこに合うサイズに角材をカット。引出中心には仕切りがあるので今回はしっかりと下穴を開けてビス止めしました。一応横の部分には木工ボンドも少々。やったのは3つですが、久々大工仕事でけっこう遊べて良かったですよ。

 

f:id:chibigori:20200829055858j:plain  良い汗を掻くと発泡酒も美味しくいただけますね。

パラサイト 半地下の家族

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面白そうだと思う反面、期待外れに終わる予感も少々感じてたのが第92回アカデミー賞の4部門を受賞した本作。日本での公開は去年の暮れでしたね。パッと見、地味でありながら強いインパクトを放つジャケットが特徴的とも言えるこの作品。実際見終わってみればなるほどと受賞の理由が理解出来ます。アクションこそないもののスパイ映画も真っ青なくらい二転三転のドラマがあって見ているものをどんどん引き込んでいく。思わずニヤッとしてしまうコメディ要素は当然の事、恋愛、お色気etcと、とにかく先の見えない展開で飽きさせません。そのため一本で何本もの映画を見たような気分すらしますね。それでいて誰が主役なのかと思わせる役者揃いな点も良い。一応主演はソ・ガンホとなっておりますが、個人的には大豪邸の奥様を演じたチョ・ヨジョンが印象に残りましたかね。如何にもって雰囲気が良く出てましたから。と同時に平民である私などはこの舞台の家を見て固定資産税はおいくら万円なのかと心配になった。

 

●ちょっとひとこと●
一旦諦めたフィルム剥がしですが、スクレーパーでやったらどうだろうかと、一緒にフィルム剥がしスプレーも買ってトライしました。安いプラスティックのものも考えたんですけどね。どうせならと金属製のものを購入。するとこれが嘘のように気持ち良く剥がれていく。フィルムはもちろん下の糊までが一発です。ちょっと感動的なくらいでしたよ。スプレーは要らなかったくらいでしたよ。

 

f:id:chibigori:20200606080121j:plain お読み下さりありがとうございます。

蜜蜂と遠雷

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内容よりもタイトルに魅かれたのが今日お届けする映画で、一見意味不明とも思われる題名を納得できるのかと妙な期待も含んでいたでしょうか。ジャンルもあらすじも知らぬまま見始めた本作の公開は2019の去年。正直オープニングからしばらくは字幕の多さに邦画なのかと頭に?が浮かんだりしましたね。原作となったのは恩田陸の長編小説だそうですが、こちらは未だ未読でして、ふと今回ばかりは予習も兼ねて情報を少しでも取り入れてたら素直にもっと入り込めたんじゃないかと思いましたけど。ストーリーは至って単純です。抑揚もあるようで然程無い。こうなると普通なら睡魔との戦いに持ち込まれる状況なんでしょうが、これが不思議と見入ってしまう。単なる発表会とかではなくコンテストと名の付いた大会に出場した経験のある方ならだいぶ雰囲気は掴めるのではないか。ただし、そうでない方は残念ながらを表面上しか判らないでしょうね。無論、私もその一人ですが。芸術の要素が強いので呻ってしまいましたよ。

 

●ちょっとひとこと●
音楽性の高い映画など見てると特にケースにしまい込んだギターを取り出してみたくなる。それでアルハンブラでもなんて思ったりもするんですが、長い事弾いてませんから暗譜した♪も頭から既に消えてますし、そもそも今は爪も短く切っちゃってるのでトレモロは無理です。そのうち弾こうなんて思って手元には置いてるんですけどね。いったいいつになるやらって気がしてます。

 

f:id:chibigori:20200606080121j:plain 台風の被害がなるべく少ないことをお祈りします。