★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

ラブ・レター

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根津甚八、大杉蓮と渋く味のある俳優がどこか物悲しくも映る本作は、98年に公開になった浅田次郎の原作を映画化したもので、主演はミキプルーン中井貴一。そんな彼が演じてるのはやくざの下で働く所謂チンピラ。最近では記憶に・・・なんて映画で内閣総理大臣ですから出世したものです。もっともその弟分の山本太郎などは実際に議員になっちゃいましたから今では貴重な演技にすら見えてきますね。原作は記憶にございませんどころか、薄っすらと読んだ覚えがあるのですが、短編集の鉄道員の中の一作とあって、然程長い話でも無かった為か一言で印象薄。とは言え実際に映像になるとモヤッとした内容も判り易く、偽装結婚した中国人妻が一段と鮮明に現れてきます。心の交流がテーマではあるんですが、過ごす時間もほんの僅かですから、ここまで長い文面がはたして書けるものなのかが私の中に浮かぶ疑問の一つ。ただし、これこそがメインディッシュなので、たどたどしい日本語をじっくりと耳で頂きましょう。

 

●ちょっとひとこと●
いつか植えたムスカリが変なところから出現して来まして、なんとかせねばと思うのですが、抜くに抜けない。何もないところなら良いんですけどね。リュウのひげの中なので掘って球根を抜くってわけにもいかない。そこでピンポイントで枯らそうとラウンドアップを薄めてその伸びた葉に筆でヌリヌリ。メンドクセーって作業ですが、スギナ等抜いても根が残る奴にも効果的ですから。

 

f:id:chibigori:20200829055858j:plain  春咲きの球根などが売られていてホムセンに行くとつい足を止めてしまいます。

犯罪都市

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ジャケットから受ける印象は韓国版のアウトレイジといった感じでしょうか。どれほどのヴァイオレンスを描いているのか。興味の大半はそこに尽きますが、もちろんストーリーも重要で、話は中国の新興犯罪組織がソウルに乗り込み韓国マフィアと熾烈な抗争を繰り広げるというもの。当然、警察も絡みますので三つ巴ってことになりますね。興味深いのは飛び道具が一つも登場しなかったことで、大音量であってもご近所の心配は薄れます。タイトルがタイトルですから、それなりの描写はあるものの『アウトレイジ』までのリアルなゾクゾク感は弱い感じがします。その一因がコミカルな警察にもあるでしょうかね。息を詰まらせまいとするかのお笑いが、迫力を低下させてしまっていて、もっと悪に拘っても良かったのではないかと個人的には思うのですが。印象に残るのはパッと見、親分のようなマ・ドンソクで、『新感染』でも存在感のある演技で見せつけてくれました。規制でもあるのか、お色気シーンはかなり控えめになっております。

 

●ちょっとひとこと●
サニタリー収納を買ってきたなんて話はしましたが、一番厄介なのはそれまで使ってたやつの処分でしょうか。堅いプラは不燃。柔らかいのは可燃と分けなければならない。もちろんそのままじゃ袋には入らないしと、ある程度バラしたあとは、特に引出し等は袋に入れやすくするためにジグソーでカット致しました。これがやってみるといい作業でして汗を掻きながらやりましたよ。

 

f:id:chibigori:20200905122118j:plain  いつまでマスクの生活を続けるんでしょうか。息苦しいんです。鼻は出てますが・・・。

オーシャンズ13

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このシリーズを見てると国産車を想い出す。初代は話題にもなりセンスも良く人気も出た。さらに売ろうと意気込む二代目は直進安定性の向上とホイールベースを伸ばし移住性と安全性の確保からボディサイズをアップ。当然重量も増し初代のような走りは何処へやら。それでも支持する人はいる。関係者や開発に携わった人である。しかし、売れ行きは半減以下。そこで原点に戻ろうと三代目が作られる。ボディをコンパクトに、そして初代を髣髴させるスタイリング、排気量等の見直し、細部にまで拘った軽量化。と、こういう流れである。つまり二作目でいろいろ盛り込んだ割に低評価な為、今一度原点に帰すべく作られたのではないか。見ていてついそう感じてしまうのが前作から三年後に公開された本作。個人的には24時間後の視聴になるが、一作目に抱いた期待感が無意識のうちに体内に湧き起って来る。例えるなら試乗するや否やこれならばとドライバーが感じる感覚にも似ていて、横の営業がニヤリとする瞬間だ。

 

●ちょっとひとこと●
今回もまたひと手間かけた更新なのかと、いつもの手順で自分の記事の編集をクリックして文字を全てコピーすると、右側にこのところ消えていた画像の一覧が。理由は不明ながら元に戻ったようで良かった。それから記事を書くからタイトルを入れ画像を投稿。そして画像とコピーした文字を貼り付け、あとは同じ行数まで揃えて書く。これが現在の私の記事のスタイルです。

 

f:id:chibigori:20200829055858j:plain  今日はさすがに短パンではヒンヤリするので長ズボンを履きました。

オーシャンズ12

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11からの3年後、日本では2005年に公開された本作は、前作のエンディングでも明らかなようにその続編となります。こんな時は旧作の有難味でしょうか。3年はおろか同じ月に見られるのですから忘れっぽい私でもブルース・ウィルスが出てたくらいは覚えている。(出てたか!?)冗談はともかく、前作から3年半後に突如ある男がオーシャンズのメンバーの前に現れる。と、この辺りは9割方の人が予想されてたんじゃないかと思われますが、お約束のようであってもキターッ!って思わずテンションが上がりますね。ただ、その怪しげな存在感は開始早々までで、ストーリーも思惑に反した方向へ進んで行く。これがちょっとわかり辛いというか、期待外れと言いましょうか、知らぬ間に輪郭が二重に見えて来るからあら不思議。前作で感じたハラハラ感やドキドキ感が薄いんですから当然かもしれませんけどね。強いて言えばジュリア・ロバーツジュリア・ロバーツ本人を演じるところくらいで、続編はダメと言った典型的な例でしょうかね。

 

●ちょっとひとこと●
洗面所にあるサニタリー収納っていうんですか。タオルなど入れるやつですが、だいぶ長い事使いまして一部割れなども発生してることから、新たに買い換えることにしました。市内のホムセンは既に調査済みなので今回は40分ほど掛けて市外へと遠征。その甲斐あってかサイズはやや小ぶりながらお値段も安めと頃合いの良いものを見つけました。新しいのは良いですね。

 

f:id:chibigori:20200829055858j:plain  今日はゴリラの手と言う洗車用のグローブを買って来ました。

塀の中の懲りない面々

          

          

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安部譲二の自伝的小説を映画化した本作の公開は1987年で、初めて見たのはレンタルのVHSでした。それがBD化され映像も・・・と言いたいところなのですが、BDはおろかDVD化もされてない有様。百田尚樹のモンスター同様何か曰くがあるのでしょうかね。当時としては流行語大賞にもなったくらいですからDVDでレンタルショップにと誰もが思うはず。その為か、某ネットの中古品ではVHSでも安いBDの10枚相当のお値段が付いてたりするわけですが、今回、たまたま見てたあなたのブラウン管で本作を発見し、自宅の100インチTV(正式には100-68)で視聴致しました。一言で懐かしい。ただし、元が元ですから映像もそれなりでところによって音声もお聞き苦しい点があることを予めお断りしておきます。藤竜也が原作者の安部に扮し、その安部も登場しますが、江夏豊糸井重里等はけっこう新鮮に映りますかね。よく御存じの方もおられるかもしれませんが、塀の中をほとんど知らない人には、ちょっと楽しめる映画でしょうね。

 

●ちょっとひとこと●
いつものように投稿しようと思ったら、編集画面で写真が投稿できない。その為、はてなフォトライフの方にアップしたんですが、勝手が違うのか少々メンドクサイ。そもそも編集画面の右側に画像が一個も表示されてないんですよね。ちょっと調べたりもしたものの結局判らず。突然なので戸惑ってはおりますが、とりあえずアップの方法は掴めましたので、しばしそれでやりますか。

 

f:id:chibigori:20200905122118j:plain  Tシャツ短パンで涼しい方はマスクを一枚どうでしょう。

新座頭市 破れ!唐人剣

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何人かの座頭市は見ました。ただ、やはり勝新に限るというのは誰しも思う所じゃないでしょうか。恐らくそれは今後も変わらない。立ち振る舞いやその喋り。見るものを魅了する鮮やかな殺陣。その魅力は歳を重ねるごとに味わいも増すだろうと、71年公開の本作を見て感じましたね。寅さんほどじゃないにしても、シリーズで22作目となれば当然のように安心感がある。とは言え、今回は異色の香港との合作で座頭市にして、なんと字幕が出る。これには意表を突かれた感じです。ちなみに映像はあまりよろしくないものの色は付いております。香港トップスターのジミー・ウォングと勝プロダクション代表との一戦。この辺りが所謂見せ場になるわけですが、面白いところでは懐かしいてんぷくトリオも登場していて、ちょっとしたやり取りに頬が思わず緩みます。本作では戦に発展してしまう為、日中摩擦を懸念されたあなた。香港版では内容も変えられてるらしいので御安心を。せめて言葉が通じれば。勝新の一言が心に重く響きましたね。

 

●ちょっとひとこと●
東野圭吾のマスカレード・ホテルの続編。マスカレード・イブを読み終えたのが数日前。その数日後でしたかね。朝刊にそのシリーズ第三弾となる、マスカレード・ナイトの新刊案内が出ててあまりにタイムリーだったもんで思わず見入ってしまいました。ただし、そうは言ってもすぐには飛びつかない。これは映画と同様です。そもそもまだ未読の東野が家にまだまだありますから。

 

f:id:chibigori:20200606080121j:plain  このくらい涼しいとエアコン無しで映画が見られるので助かります。

大脱出3

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2から僅か半年足らずで公開されたのがシリーズ第三弾となる本作。連チャンで見たら話の繋がりも得られるのではという狙いでディスクを投入致しました。さすがに昨日の今日ですからね。なんとなく続きを見てるような気はします。スタローンの声優もささきいさおだし、相棒となる元プロレスラーのデイヴ・バウティスタもそのままですから、多少なりとも安心感のようなものはありますね。それと前回のツッコミが効いたのか効かなかったのか、今回はスタローンがけっこう前面に出て暴れてくれます。ただし、3作目になると最早タイトルは二の次で、宛らトラウトマン大佐の救出に向かうベトナム帰還兵をどことなく髣髴させる。野性味はだいぶ落ちてるので、あくまでどことなくですけどね。製作国はアメリカ。と言っても本作でも米中の摩擦を生じさせない配慮でしょうか、中国の俳優さんがちゃんと登場しています。ぶっちゃけスタローンの看板で救われてるくらいで、彼の名が無ければ地方TVの昼過ぎに放送される映画だと思います。

 

●ちょっとひとこと●
ユーチューブでかぐや姫とイルカのコラボを見ていたら、急にイルカの歌が聞きたくなりまして、イルカベストなるCDを注文いたしました。イルカのアルバムで聞いたのは、ライブくらいしかなくて、時代ごとの歌は聞き込んでないため、手っ取り早くベストなんですが、ただ歌わされてる歌手と違ってイルカの場合、いろいろ聞き込んで行くと良いアルバムがあるような気がしますが。

 

f:id:chibigori:20200606080121j:plain  本日の昼はちょっと出掛けてレバニラランチを頂きました。