ジャケットから受ける印象は韓国版のアウトレイジといった感じでしょうか。どれほどのヴァイオレンスを描いているのか。興味の大半はそこに尽きますが、もちろんストーリーも重要で、話は中国の新興犯罪組織がソウルに乗り込み韓国マフィアと熾烈な抗争を繰り広げるというもの。当然、警察も絡みますので三つ巴ってことになりますね。興味深いのは飛び道具が一つも登場しなかったことで、大音量であってもご近所の心配は薄れます。タイトルがタイトルですから、それなりの描写はあるものの『アウトレイジ』までのリアルなゾクゾク感は弱い感じがします。その一因がコミカルな警察にもあるでしょうかね。息を詰まらせまいとするかのお笑いが、迫力を低下させてしまっていて、もっと悪に拘っても良かったのではないかと個人的には思うのですが。印象に残るのはパッと見、親分のようなマ・ドンソクで、『新感染』でも存在感のある演技で見せつけてくれました。規制でもあるのか、お色気シーンはかなり控えめになっております。
●ちょっとひとこと●
サニタリー収納を買ってきたなんて話はしましたが、一番厄介なのはそれまで使ってたやつの処分でしょうか。堅いプラは不燃。柔らかいのは可燃と分けなければならない。もちろんそのままじゃ袋には入らないしと、ある程度バラしたあとは、特に引出し等は袋に入れやすくするためにジグソーでカット致しました。これがやってみるといい作業でして汗を掻きながらやりましたよ。
いつまでマスクの生活を続けるんでしょうか。息苦しいんです。鼻は出てますが・・・。