★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

泣きたい私は猫をかぶる

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スタジオコロリドの長編アニメーション映画第2作目となるのが去年の2020年に製作された本作。ちなみに一作目が以前紹介したペンギンの話であるが、今回は首を傾げたくなる所謂難解の領域ではなく純粋に楽しめるファンタジーとなっている。一見ピンと来ないようにも思われるタイトルも、本作の核心の部分をうまくもじっていてなかなか興味深い。自由奔放に生きているネコになりたいと思われた方は恐らく一人や二人ではないのではないか。ある意味それも含めて覗きみたい願望を映像と言う形で叶えてくれるのが今回の作品でもあり、特にネコ好きならより堪能できるはずだ。近年の驚くべき映像と比べるとやや見劣りしてしまうかもしれないが、それはあくまで比較してのことで不満を抱くどころか内容とうまく合致してるようで好感が持てる。ただ、さすがにこの手のジャンルであるからして場面によってはジブリ作品が脳裏にチラついてしまう可能性も無きにしも非ずだろう。とは言え、中学生の心の葛藤は十分伝わって来た。

 

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時々、大阪のとあるお店の中で弾いてるギターの映像をYouTubeで見させてもらってるんですが、初めて見た時はさすがにその凄いテクニックに驚きましたね。失礼ながら音楽に合わせて適当に合せてるのかとさえ思いましたよ。SATSUMA3042さんっていう方なんですが、見ていて出るのは溜息ばかり。素晴らしいです。近ければお邪魔して生でその演奏を見たい位ですよ。

妖星ゴラス

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円谷お得意の怪獣物かと思いきや、今回は日本沈没も真っ青な超パニックムービーです。公開は1962年とのことですから、当時としては相当なショックを与えたんじゃないでしょうか。もちろん今見れば少なからず突っ込みどころはあるんですが、一方で今の技術でリメイクしても面白いかもしれませんね。似たような作品であるアルマゲドンディープ・インパクトよりも遥か昔ですから、言ってみれば先駆けのような作品で、さらにはスケールも質量が地球の6000倍と圧倒的。こうなると否応なしに期待も高まるもんですが、鬼気迫ると言いますか、パニック感が今一つ伝わって来ないのが残念なところ。描かれている時代背景は現在よりもかなり進んでいるわけですから、下手な怪獣っぽいものは出さず、先に別の手を試みてから最後の手段に出た方がよりドラマティックだったんじゃないかと個人的には思っております。ただし荒唐無稽とも思われるアイデアはまさにSF映画ならではで、国内SF作品の上位は間違いないでしょう。

 

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東野圭吾の放課後を読み終えました。と言ってもちょっと前の話になりますが、第31回江戸川乱歩賞を受賞した作品でもあります。名門女子高を舞台とした推理小説なんですが、いつか読みたいと思っていたんですよ。その思いが強すぎたのか、あるいは最近の東野作品を読んでたからか、少々物足りなさを感じてしまいました。読み手の体調も関係して来るとは思いますが。

ジェーン・ドウの解剖

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もう驚かすから、ちょっと漏れちゃったじゃないの。でも大丈夫。ちゃんと吸・・そんなことはどうでも良かったわ。この2016年のアメリカ映画は86分って時間で、登場人物もごく僅かだし、限られた場所だから普通は物足りなさもあるんだけど、これが全然短く感じられないの。一言でいえば無駄が無いってことなんでしょうね。とにかく謎なのよ。それとR指定があるように顔を背けたくなるグロさがあるわ。と言っても例によって指の間から覗いたけど、これから夕ご飯で焼肉屋に行くって時は見ない方が良いかしら。そうそう、タイトルにあるのは人の名前かと思ったでしょ。実際は身元不明女性のことを呼ぶそうよ。その女性の存在感も必見よ。大抵動かない人は単なる脇役程度なんでしょうけど、彼女の場合はもう主役。お風呂に入る時の格好のまま延々と不気味なオーラを放ち続けてるんだもの。下手に集団で動き回るゾンビより怖くて心の臓が時々飛び跳ねたわ。解剖のシーンもどうに撮ったのかってくらい迫力と怖さがあったわね。

 

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暖かくなってきましたね。それを象徴するかのように我が家の庭のユキヤナギもついこの間まではつぼみだったんですが、白い花が咲き始めました。まだまだ数える程度ですけどね。それと花壇のクロッカスも黄色に続いて紫もそろそろ咲きそうな雰囲気です。つりがね草のシラーはまだまだですが、こちらも大きいのは7センチくらいまで伸びて来て咲き出すのが楽しみですね。

本能寺ホテル

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タイムスリップものは活動写真ならではの醍醐味が味わえて面白いぞ。一度は体験してみたいものだがな。ただ、当時の本能寺では些か困るかもしれんな。この変が起きた435年後の2017年に公開となった作品は主演がCMでやたら目にするようになった綾瀬はるかなんだが、こういった天然っぽい役は水を得た魚のように感じて妙に安心するぞ。だから目線をもうちょっと上に上げてちゃんと演技する顔を見てやってくれよな。つい下がり気味になるのは判るんだがな。そしてもう一人、信長を演じる堤真一もなかなかだったぞ。今回はバスと一緒には走らないし、メトロにも乗らなかったんだがな。どっしりと構えていてけっこう風格が出ていたぞ。ジャンルはSFなんだがな。笑えるところも用意されてるし、歴史も勉強できる。さらには京都の良さなんかも映像から伝わって来るから、騒ぎが一件落着したら出掛けてみるのも良いかもしれないな。それとCGの塩梅もスッキリして好印象だぞ。それ故、ラストの余韻が心地良かったな~僕。

 

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電子タバコの続きです。充電を終え早速一服かましてみるかと、まずは上のスライドをずらしてタバコを挿入します。それからスイッチオン。すると合図のようにブルブルっと振動します。携帯のようですね。さらにOKとなるともう一度ブルブルっと。それでスーッと吸い込むのですが、入れたのがメンソールだったのでいきなりむせました。味は・・・なんだか味気なくて物足りないです。

デイライト

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今回はスタローン自慢のマッチョな肉体はお披露目になりませんでしたが、救助に行く様は捕虜となったトラウトマン大佐の元へ向かうランボーのようです。それにしても1996年公開の本作はリアルな緊張感がありましたね。恐らく年代からいってもCGってことも無いんでしょう。となるとどのように撮影したのかと思ってしまうほど生々しいセットです。テロップこそ無かったですけどね。つい実話なのかと思ってしまいましたよ。つまりはそれほど映画ならではの世界と割り切れない現実的な話だということです。ふと思ったのは名作ポセイドン・アドベンチャーにも似てるかなってこと。と言ってもパニックムービーはどこかしら類似点はあるんでしょうから責めるつもりはありません。早々から一気に加速してそのまま最後までスリリングで手に握った汗を乾かさないのは大いに評価出来ますし、登場する人間の特徴などもよく描けていたんじゃないでしょうか。とにかくドラマが盛り沢山です。だからなのか最後がちょっと惜しまれるところですかね。

 

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アンケートにご協力くださいということで昨日サンプルの電子タバコが家に届きました。もちろん勝手に届いたのではないので御安心ください。まずは箱を開封して取説などを読みます。最初は充電が必要なんですね。1~2時間らしい。コードを指すとランプが点灯してなんだかカッコいいです。本体の色も手触りも良好で期待も膨らみますね。さてどんな味がするのか楽しみです。

カウボーイ&エイリアン

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これは欲張りな映画だね。なんたってSFと西部劇の二本立てどころか同時上映だもん。御爺ちゃんとボクが一緒に見るのにピッタリだよ。でも御爺ちゃんの価値はちょっと違うとこにあったみたい。それはジョーンズ教授とダブルオーのタッグなんだって。例えるなら具志堅と猪木みたいな感じなのかな~。だからなのかダニエルはスパイらしい道具を持ってたもんね。ハリソンは鞭は持ってなかったけど、ウエスタンハットはやっぱり似合うよ。子供のボクが言うのは変だけど、ちょっと子供騙しな映画だったような気もするね。だってさ、どう考えたって勝負になんないでしょ。一方じゃ馬に乗って銃や弓矢なのに、もう一方は空を飛ぶんだから。文明が違い過ぎるでしょってツッコミを入れたくなっちゃうよ。そのハンディを埋めるのがダニエルの腕輪なんだろうけど、あれもQが開発したのかなってボクは考えちゃった。あんな凄い腕輪だったら高校に入る時はスマホじゃなくてあれをお母さんに買ってもらいたいな。どこで売ってるんだろ。

 

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家族が100均で透明の耐熱ガラスのコップを買ってきたのですが、商品のシールを剥がすのが大変なのか早々にギブアップ。まさにあとは頼んだ状態です。仕方が無い、やってやるかと着手したら、これがもう大変で大昔のシールのようです。最近はビニール製みたいなのか紙でもスーって大抵剥がれるんですけどね。剥がれるのは表面だけで紙が残って爪でカリカリです。

ビブリア古書堂の事件手帖

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あることを境に活字の本が読めなくなった青年。そんな彼が一冊の本の経緯を調べようと鎌倉の古書店を訪れる。古本屋と言えば最近の若い人には馴染みがないかもしれませんね。ジメジメした埃臭いイメージを抱かれるでしょうが、実際、街のさびれた本屋はこれが定番でした。音楽の流れる明るい店内の今とではだいぶ様変わりしましたよね。ただし、古書店となると一気に格調があがるから不思議。本は読みますけどね。味噌汁の上澄みだけ掬って飲んでるような私などは、恐れ多くて敷居をまたぐことすら出来ません。とは言え、この三上延原作の実写版映画を見るとなんとなく古書の凄味に触れることが出来ます。ジャンルは事件手帖ってくらいですから当然ミステリーで、漱石や太宰等々の四方山話もあったりして、特に古書好きな人はグイグイ入り込めるのではないでしょうか。一度本を手にするともの凄い知識が溢れだす女店主もいい味を添えていて、いつ日かこんなお店を訪ねて行って時間を潰してみたいですね。

 

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数年前にムスカリを庭に植え、勝手に増えてくれるので毎年楽しみに眺めていたりしたんですが、ある一定の範囲ならまだしもどうに飛ぶのか、とんでもない場所からも芽が出て来て弱りました。特に芝生などは困ったものです。そこで仕方なくムスカリ撤去作戦を実行。ただ、これがなかなか強敵で時期になると必ずいくつか芽を出してくる。戦いはまだまだ続きそうですかね。