マックイーンの内海と宮部の二択があっても、ジャッキーに関しては石丸博也以外にはないと吹き替え派なら断言できるでしょうね。ただ、古い作品になるほどその肝心の声が無く、見るのを躊躇ったなんて経験があるはず。もちろん私もその一人。しかし、待てばナンチャラで、ようやく吹き替え版の本作の視聴に相成りました。初めて見たのはTVでしたが、正直冷やかな視線を浴びせてた記憶がありますね。ブルース・リーの硬に対して、コミカルな動きはどう見ても軟としか思えず、素直に受け入れることが出来なかった。とは言え、今や大スターですからね。その歩みを振り返りたくなるのも自然な事なのかもしれません。日本公開からもう40年も経ってる本作は、当然のことながらジャッキーの若さに目が行きますが、それ以上に身体能力に高さに驚かされますね。特に戦いのシーンは目を奪われるほど。もちろん声のフィット感は申し分なしですよ。
●ちょっとひとこと●
この映画はレンタル。それも店ではなく人からです。ちょうど仕事の合間に古いジャッキーのは石丸の吹き替えがないよね。なんて話題で盛り上がりまして、ならば吹き替え版があるんで持って来ましょうかと言ってくれたのです。もちろんすぐにご厚意に甘えましたよ。ただし、さすがにただでは借りられないので、缶コーヒーを奢りましたよ。