1984年に公開された本作は、ここまでシリーズ化する意味がないなど、酷評が多かったようですが、今時を経て見れば、『トラック野郎』的な味わいがあって、けっして悪いとは思わない。ただし、映画というよりもドラマを見ているような感覚なのは致し方ないでしょうか。今回の作品ではジャッキー・チェンとの共演を熱望したらしいですが、ギャラが合わずに断念したとか。仮にジャッキーでも登場していたら語り継がれる一作になっていたことは確か。一応、ジャッキー映画のパロディは盛り込んであるようです。海辺の長閑な風景も見どころの一つ。とは言え、やはり新人という沢口靖子でしょうかね。ブルマ姿でおみ足が眩しいです。さすがに演技は今一つですが、若さがはじけていいですね。これだけでも一見の価値があるような気がします。適度に笑えて心なし寂しいアクションも健在。配信やレンタルなら特に不満もなく見られる映画でしょう。
🦍本日のマイページ🦍