これは現代の『栄光のル・マン』だっ!いきなり断言したところで平成、令和の話じゃないし、マックイーンのル・マンのようなドキュメンタリータッチで描いちゃいない。じゃ何が今かって言えば、映像と音響で、恰も乗車してるかの錯覚。そして間近で見ているような迫力。この辺だけでもハートがズンズンする。サウンドもそう。ウッドベースが部屋を揺らす。ビンビン来るぜ。もっとアクセルを踏め。もっと音量を上げろ!近所迷惑?そん時ゃそん時だ!と男心に点火させてくれる。熱いぜっ!さすがに去年の映画だけのことはあるってもんだ。つい俺もヘルメットを被ってMOMOのハンドルを握りそうだったぜ。それ位今回の映画はレース一辺倒じゃなくドラマがある。そう、この積み重ねていく過程が良い。デイモンも悪くは無かったけどな。やっぱり主役はクリスチャン・ベールだろうな。この男気が堪んね~よ。そんな熱意が画面から伝わって来んのか勝った時にゃエアコンの効いた部屋で飛び上がったよ。ホットで良い映画だったな。
●ちょっとひとこと●
今日何気にTVを見てたら金・土・日の三日間。なんとGEOのすべてのDVD・BDが100円でレンタル出来るというCMが飛び込んできて、思わずスクランブル発進してしまいました。従って上の作品も今日レンタルしてきたものです。そのうち旧作にでもなんて映画がたくさんあるので、こういう企画はありがたいですね。もちろん借りて来たのはセコイようですが全部新・準新作ですよ。
GEOさん。素敵な企画をありがとうございます。