原作を、それも二度読みしたばかり。もしやと思い検索すると映画化されていると知り、すぐに探し出しリストに登録。あの物語をどう映像として再現しているのか久しぶりに期待で胸が高鳴った。ただし、期待しすぎると思わぬしっぺ返しを食らうなどというケースもあるので走りのペースダウンのように抑え込んでの視聴と相成った。それでも湧き出る高揚感は隠せず、つい口元に笑いが漂う。10人の走者で走る箱根駅伝をたった10人で挑むというのが2009年の映画で原作は三浦しをん。二時間強でどれだけの話を盛り込めるのか、そんな部分に注目して見たわけだが頭の中に描いた人物や風景が映像となって現われると違った喜びも感じられる。ここは映画の良いところだ。端折って進行しないと描き切れないので、この辺はやむなしだが、おおむね見せたい部分は伝えてくれる。多少の設定、描き方の違いはあるにしても見応え度のある映画だった。
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