卒業
昨日は関東と北陸で春一番が吹いたようです。17日午前10時までの
最大瞬間風速は東京都心で18メートルとのことですが、北関東では遅く、
深夜未明あたりが風のピークだったような気がします。その春一番より
一足先に届いたのは今週頭にAmazonに頼んだブルーレイ・ディスク3本。
今年に入ってからのBD購入は初で、いずれ機会でもありましたらこちらで
紹介したいと思います。ちなみに今回紹介するのは去年Amazonで買った
ブルーレイで、ここに来てようやく開封する運びとなりました。こんな調子
ですから今回届いたのを含めた6本は、いつ開封になるやらって感じです。
午後に見たのは1967年の「卒業」です。映画としてはあまりにも有名な
作品ですが、こちらも以前紹介したオーメン同様、TVで見たような記憶が
薄っすらと残っている程度で、一度しっかりと見たいと思っていた作品では
あるものの、レンタルなどでは字幕しかないのでずっと敬遠していました。
そんな折です。たまたま検索してみたら思い出の復刻版と称して、卒業が
TV放映吹替音声を初収録して販売されているではありませんか。これは
買いだと迷わず注文しました。ただし、見てみたら時折英語になる場面も
あって字幕を読まなければならない。完全吹き替えではありませんでした。
大学陸上部のスターで新聞部長でもあったダスティン・ホフマンが演じる
ベンジャミンは卒業を機に帰郷する。サイモン&ガーファンクルの楽曲と
60年代の映像がうまいことリンクして、洒落た印象を与える。ジャンルは
青春ラブ・ストーリーですが、内容自体は曲ほどのレベルではありません。
エンディングこそシェーンと同等なほど有名かもしれませんが、自己中で
青春し過ぎの若者を描いただけと言っても過言ではなく、その振る舞いに
苛立ちのような感情も沸きましたね。演技ではミセス・ロビンソン役のアン・
バンクロフトが独特の色気と魅力があって良かった。声優もバッチリです。