★気ままに自宅で映画観賞★

     映画の感想+αを気の向くままに綴っております。

黒い賭博師

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見た目や名前で首を傾げたくなる人は別にして、日本人による100m走の
10秒の壁は無礼を承知で言わせてもらえるなら、ほとんど絶望的だとさえ
思っていました。何度挑んでも到達できない高い壁。それは群馬の学校が
夏の甲子園で優勝するくらい、ほぼ一生見られないのではと思ってました。

どちらもその明確となる根拠はありませんが、9日に行われた日本インカレ男子100m決勝でついに諦めていたその壁が破られました。9秒98です。
まさに日本中が待ち侘びていた待望の一桁。ちなみに群馬県勢の優勝は81回大会で、県勢初優勝と日本人初の9秒台の名は奇しくも桐生でした。

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そういえば、小林旭が出る映画の紹介も、もしかしたら初かもしれません。
渡り鳥シリーズなどで石原裕次郎らと日活の黄金時代を築いた小林旭
作品は実のところそれほど見ていなく、どちらかと言うと役者よりも歌手と
言う印象が強い。この1965年の「黒い賭博師」にもそのアキラ節が登場。

メロからし自動車ショー歌と思いきや、なんと主題歌は賭博唱歌だそうで
意表を突かれた感じ。自動車ショー歌もNHKや民法で放送禁止の処分を
受けたとのことですけど、映画自体は小林旭の歌ほどの高いテンションは
ありません。ハードボイルドタッチで魅せるギャンブラー同士の攻防です。

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小林旭が演じる天才的な賭博師の氷室浩次は、モノクロの楊とのカードの
勝負で楊のイカサマを見破れず敗北する。それ以来氷室は楊との再戦を
誓って資金集めに賭場を渡り歩く一方、相棒一六に楊の身辺を洗わせた。

だが数日後、その一六は死体となって氷室の目の前に現れることになる。

86分と映画としては長い方ではありませんが、旭を存分に楽しめる一本で
あることは確か。富士真奈美も存在感がありますね。やや場違いな感じの
お色気シーンはご愛嬌でしょうか。今見ると突っ込みどころは多々あれど、全体のまとまりは悪くない。それと犬丸を演じた小池朝雄も良かったです。