ノルウェーの美しい景観を見せるフィヨルド。然程大きくない画面でもついボーっと眺めていたくなるほど圧倒的な自然を感じることが出来ます。そこを舞台としたのが2016年に公開された本作。当初はB級パニックのイメージが付き纏っていて、こんな仕事もあるんだなと調査する人々を何となく見ていたのですが、岩山崩落は過去にも何度か実際に起こってるようなのでUFOの船内に侵入するのとは別物で、とにかくリアリティが抜群。もっともエイリアンや日本が沈むような非現実的な映画の面白さも判りますけどね。生々しいからこその怖さ。それをこの作品は上手く描いていて、美味しいではない、ヤバイと言う感覚が随所に現れます。思った以上に凝った映像も評価したい部分で、けっこう気合が入ってるなと感じさせますね。製作国はノルウェーで同国でもヒットしたのが十分頷ける内容になっていて、ヒューマンドラマの出来も良い。寝っ転がって見ていたのが最後は正座になって画面に釘付けになる。オススメ映画です。
●chibigori’s voice●
お前はもう死んでいる。そんな有名なフレーズがありますが、我が家の場合は、掃除はもう済んでいる。であります。ちなみにこれは大掃除の話。今年は今の家に住み始めてから最高レベルと言っていいほど、あちこち念入りに掃除を致しました。換気扇などはかわいいもんで、十年以上手付かずの窓などは北斗神拳も真っ青なくらいでしたからね。でも不思議と燃えるんですよ。