のこぎりで板を切ったことはもちろんですが、実はチェーンソーも使ったことがあります。ただ、林業の世界を垣間見ることなどＴＶやせいぜいYouTubeくらいなもので、今回の2014年の映画は少しばかり触れられたような気分を味わわせてくれる。映像がとにかくリアルで恰も山に居るのではないかって思ったりもします。たまたま目にしたパンフに興味を示した都会の若者が奥深い山に行くと言う話ですが、便利な生活に慣れた分、そのギャップを面白おかしく描いていて、つい笑ってしまうシーンも多々あります。とは言え、お笑いだけじゃないのがこの映画の本領とも言える部分で、山で生計を立てる男の逞しさなど随所に見所が存在します。ナヨナヨした主人公を染谷将太が上手く演じていますが、やはりここは伊東英明でしょうかね。まさに山の男にしか見えませんから。それとチョイ役ながら存在感を十二分に放つ柄本明。この辺りは流石ですし、彼の持ち味でもありますね。本作を紹介してくれたＡＺＭさんに感謝いたします。
●chibigori’ｓ voice●
このところ寝る前に読書を再開したのですが、選んだ本が難しいのか思いの外進み具合がよろしくありません。その方が早く眠りに着けるなどと皮肉めいた話もあったりするんですけどね。ただ、チマチマ読んでるので内容も入って来ないから余計に面白味が出ない。作品名や著者は伏せますが、これをなんとか読み終えたら次回はお気に入りの本でも読みなおしてみたいです。
