ジャケットはカラーですが、本編は久々のモノクロでお国言葉と1964年の古さが重なって、ところどころ外国語のようで聞き取れません。ヘッドフォンのボリュームは大き目なんですけどね。従って雰囲気で見る感じです。原作は藤原審爾の小説。しんじと読みます。いろんなジャンルを書くので小説の名人と言われたそうで、今回の作品はサスペンスといったところでしょうか。昔の田舎の日常。そんな雰囲気を感じるオープニングで主演は時代劇でおっかさんのイメージがある春川ますみ。ふくよかな彼女が濡れ場を演じます。ただしモノクロで時代も時代ですから描き方は今とは異なって控えめです。撮影にしても今見るとカメラの使い方など新鮮な感じもしますね。それと二台目黄門様の西村晃と太陽にほえろの山さんこと露口茂で、どちらも当然のことながら若々しいです。その他にも懐かしい顔ぶれが登場します。何度か見て良さがわかる映画でしょう。
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