里見浩太朗の年末時代劇も良かったけど、こういうタッチも新鮮で思わず笑っちゃいそう。確かにお金は掛かるし、今でいうといくらって説明は分かり易いわ。だってソバが一杯何文なんて言われてもピンと来ないでしょ。バーキンのバッグがいくらなんてのはすぐにわかるんだけど。それにしてもいろいろ値上げでリンダじゃなくても困っちゃうわね。忠臣蔵のあの時代でもやっぱり値上げとかあったのかしら。元になったのは東大の教授の本だって話だけど、面白い計算をしたものね。まさか大石内蔵助もこんなコメディで描かれるとは思ってもみなかったでしょうね。お空の上でお口あんぐりじゃないの。亡き殿の仇討ちの場面がサラッと台詞だけで終わるのも珍しいんじゃないかしら。大抵は松之廊下と吉良邸は大きい見せ場ですもんね。決算書もそうでしょうけど、この映画の見どころは多彩な役者にあるんじゃないかしら。誰が出てるのか探してみてね。
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