三作見続けると自ずと流れで最新版が見たくなるというもの。これは一昨年の8月に一度見ていますが、改めて見た感想はキングコングの領域を超えてしまっていて、もはや怪獣映画と言っても過言ではないでしょうね。髑髏島やコングこそ共通していますけど、コングの代名詞でもある美女と野獣感は感じられないし、連れて帰ってひと暴れ、そしてビルに登ると言ったお決まりの設定もなし。何よりデカすぎる。怪獣映画ならそれもありですが、そもそもこれを連れて帰るのは無理でしょうね。したがってストーリーも変えたのかもしれませんが、むしろ存在感が気になったのは大佐で、彼こそがコングなのではと思って見てしまったほどです。ストーリーはともかくとして映像や音声には特に不満はなかったものの、主役とも思える男女の吹き替えが少々お粗末な感じで、緊迫感が薄れたように思えたのは気のせいでしょうか。
●ちょっとひとこと●
吹き替え派の拘りとして、所有する洋画は吹き替えのみにしようと本日字幕版を片付けるために売りに行って来ました。これにより所有映画の字幕率はゼロ%。どうでもいいこだわりですけどね。ついでにそのお金で洋画のBDの中古を二枚購入しました。