ロッキーのシリーズは何処まで見たのだろうか。リングに上がるスタローンの姿にふとそんなことを考えたりしました。80年代半ばから後半。ロッキーで言えば4の炎の友情辺り。そして、ランボーなら2~3と、作り込んだ肉体を知っている者とすれば、少々寂しくなる身体に月日の流れも感じたりもする。14年に日本公開の時点でスタローンも60代後半ですから、当然と言えば当然でしょう。それは対戦するデ・ニーロも同様。この二人のビッグ・ショーとも言える映画は、一見ただの客寄せ試合を描いただけにも見えなくはないですが、さすがにベテランです。肉体の衰えは演技でカバーだと言わんばかりに、ちゃんと迫力を画面から伝えてくれる。AZM58さんの記事から借りて来たのですが、ボクシング云々よりも年齢を重ねた男同士のやり取りこそが一番の見どころかもしれませんね。ジャンルもスポーツ、コメディとあって、随所に笑える部分が多くて楽しめる。特に言葉だけならR指定に属するネタも最早良いアクセントにも思えます。
●ちょっとひとこと●
休日となった本日は床屋に出掛けて来ました。金曜休みになるかもしれないとチラッと噂を聞きつけていたので、事前に予約だけ入れておいたのが役立ったわけですが、床屋さんも3密を避けるため入れるのは一人から二人だそうで、店内に入るなりアルコール消毒。加えてこんな状況なので顔スリは出来ないとのこと。もちろん了承しましたけど、みなさんあれこれ大変ですね。