ここ最近の宇宙物は映像がリアルなので期待が膨らみますね。火星に向けて打ち上げられたという設定で、オープニングは発射の際の搭乗員の映像のみで、これがまた現実的な印象を与えてくれ、あたかも自分がご一緒させていただいてるかの錯覚に陥ります。タイトルはなんだか怪しい感じなんですけどね。全体を見るとこの題名はちょっとピンと来ない気もします。ロケットも出ないし、ほとんどが宇宙ステーションの中。それでもドラマは用意されているし、ほぼ二時間なんで内容が濃いです。生憎昼間カーテンをして見てしまったんですが、出来れば深夜に見たい映画でしょうか。力も入るので横になっていても疲れる感じがして、息苦しくもなります。喜びと失望。この辺りの見せ方も質が高く、より感情移入できるのではないかと。華やかなミッションとは違うかもしれませんが、それがまた生々しくて手に汗を握る感じで、もはやすっかり搭乗員です。エンディングの見せ方もグッときますね。余韻が宇宙に消えて行く感じです。
●chibigori’s voice●
先月の21日に書き始めた作文が完成いたしました。と言っても大よそ木彫りの熊が出来た程度で、これから毛並や顔の表情を付けて行くってところでしょうか。今は一回目の校正を始めたところですけどね。けっこう誤字などがあるもんです。それを修正しつつ書き加えたり消したりして楽しんでおります。いずれはリンクにある素人小説書館でお披露目出来たらと思ってますよ。