どんな怪獣が出るのかと期待した子供にはちょっとがっかりな映画かもしれませんね。子供寄せのタイトルではなくて、全く別の題名でも通用する。これは寧ろ大人向けの作品じゃないかって見ていて思いましたよ。大人向けと言ってもご近所を気にする奴ではなく話の内容です。これはもう完全なSF。それをベースに宝石窃盗団とそれを追うGメンや刑事と刑事ドラマさながらのドラマが繰り広げられる。なんたって主演が夏木陽介ですからね。恐らく子連れで行ったらお父さんが楽しんで、子供はどこに怪獣が居るのと拗ねるかもしれません。小さい特殊に作り上げれた街を破壊する。そんな定番とも言えるシーンも今回は控え目。なんでも初の宇宙怪獣とかで、たぶん背後にファスナーはありません。ただし、その見せ方は今見てもなかなかの技術で、少しもチープに見えない。当時であるならかなりインパクトがあったんじゃないでしょうか。映像もスッキリしているし、登場する女性もやたらお洒落に見える。予想以上に楽しめました。
●chibigori’s voice●
ちょっと前に地元新聞社に問い合わせしました。それは以前掲載された小説をネットなどにアップできるかということ。翌日返信がありまして、製作者に著作権が帰属されるため問題はないとのこと。その後、その記事を写真に撮って画像をアップできるかと尋ねると、これにはイラストが付いてるため使用許可書のようなものを提出願いたいとのこと。そっちは一先ず諦めましたよ。