お父さんが言ってたよ。これは森の中のニセ医者の話かって。そりゃそうだよね。お父さんと言えばターザンしかしらないだろうし、あとは狼少年ケンくらいだもん。ジャングルブックなんて言ったってfacebook同様に本屋さんに買いに行きそうだからね。2018年のこの映画は見たら判るようにジャングルブックが原作になってて、野性の動物と人間の子供のコミュニケーションがうまく描かれていたよ。ホントは違う題名でやるらしかったんだけど、ちょうど同じ時期に作ってたディズニーの映画と被っちゃうので主人公の少年の名前に変えたんだってさ。ボクは両方見たけど、動物の本物っぽさはあっちの方が少し良かったかなって思っちゃった。そこはやっぱりディズニーだなって。だけど、こっちがダメなんてことはなく、人間の凄さ、醜さ、動物の掟やいじめ問題なんか映画からよく伝わってきて面白かったよ。近所のネコとさえ話せないボクとしてはモーグリには憧れちゃうな。こんな風に話せたら人間の肩身はきっと狭くなっちゃうね。
●chibigori’s voice●
今年第二冊目となる本を読み終えました。タイトルは探偵倶楽部。東野圭吾の短編集であります。一つ一つが割と短めなのでサラッと読める反面、話が忙しなくなるため少々読んでて物足りない感じもありますかね。もちろん東野色は感じられるんですが・・・。凝った長編などと比較するとどうしても水が多すぎるカルピスのようで味気ない。やっぱり友達の家のカルピスが良い。