女性版の愛の逃避行が今回ご紹介する映画で、撮影の仕方と言うのか見せ方と言いますか、韓国の映画でも見ているような錯覚を覚えるんですよね。BMのカブリオレだっていろんな作品に登場してるでしょうが、流れる音楽との相乗効果で優雅さをも感じさせてくれる。オープニングの展開もサスペンスって雰囲気がプンプン漂ってグイと引き込まれるんですけどね。この後が続かない。ドラマは多少なりともありますよ。ただ抑揚に掛けると言うか、ダラダラと迷走してしまってて正直飽きてきます。内容を考えると時間が長いですかね。30分から40分は削れるんじゃないかと個人的には思ってしまいますね。主演は水原希子とさとうほなみで、文字通り身体全身を惜しみなく披露してくれます。実のところこの辺りが一番の見せどころじゃないかとも。オープニングを上回るインパクトが最後に欲しいところでしたけど、希望もむなしく終わってしまうのが物足りなさを後押ししてしまいましたかね。ただ、この二人の演技はなかなか良かった。
●chibigori’s voice●
このところ書き物が忙しくてすっかりユーチューブなどご無沙汰状態なんですが、ちょっと前まで毎日のように小木曽鬼好評ってのを見てました。画家の小木曽さんがネット上で好評するんですが、投稿されてる画がまたみなさんお上手で良いんですよ。本格的に絵を始めようって気はないんですけどね。出された絵に対する小木曽さんの喋りなども面白くて、楽しめるんですよ。