フランスへ出かけたくなる。ついそう思ってしまうほど、オープニングは美しい景色をこれでもかと見せてくれます。これが物語にも生きてくるので実に効果的です。我が家のリビングにも二枚の安い油絵がありますが、両方ともフランスの景色で、物語の男性が絶賛するように確かに絵になる街ですね。タイトルからもわかるように、パリでの真夜中の出来事を描いていて、いわゆるタイムスリップものですが、過去の有名人と次々と遭遇するあたりは見ていても面白い。台詞が多く忙しない部分もあるので吹替のほうが、凝った映像をより楽しめるのでおススメです。主人公のオーウェンの声は森川智之が担当。画家や小説家の知識をより持っていれば、さらに楽しい映画になること間違いなし。それが個人的に惜しまれる点です。日本での公開は2012年。久しぶりに見ましたが、こんな時間旅行なら是非とも体験したいと思ってしまうのではないでしょうか。
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