2020年公開の本作は映像も内容もただただ暗いの一言。ただならぬ雰囲気とでもいうのか、それが妙な緊張感を与え続けてくれます。サスペンスと言えばサスペンス。ただ、どうにも煮え切らないストーリーで、結局何だったのかとうのが見終わった直後の感想。救いは時間の短さ。だいたい90分程度。これが二時間も続いた時には、ガッデーム!と昔の漫画で出る外国人の台詞が飛び出して、蹴りを入れて襖を破いてしまいそうです。複雑な家庭環境を描いてはいるんでしょうけどね。謎めいた主人公を演じるのは、ベラ・ソーン。ほとんどすっぴんで鼻ピアスと怪しげです。ただ、顔立ちやスタイルは良いですね。誰が善人かわからないところも、この映画の魅力かもしれません。とにかく危ない街って感じが画面から伝わって来て、私ならとっくに逃げ出してしまってるでしょう。彼女がここを訪れた理由から徐々に知る真実。いずれ忘れそうな映画ですかね。
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