★気ままに自宅で映画観賞★

     気ままに見た映画の感想+αを綴っております。

ミラーを拭く男

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今週は邦画三連発。不思議なことに邦画が立て続けに見たくなる。
そんな心境になることはありませんか。もっとも洋画を見出すと
今度はずっとそれを見たりして洋画は良いなと思ったりもする。
どっちがいいのかと言うよりも、この場合好みもありますからね。

三連発の最後は2004年の「ミラーを拭く男」で、
タイトルと内容が合致した作品。タイトルだけを考えれば
私の会社内にも拭く男も女もいますが、
そもそも拭いてるミラーも別のものだし、ボランティアではない。
映画の拭く男を演じるのは大物俳優である緒形拳

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車に乗る方ならカーブミラーの重要性は承知してるとは思いますが、
我が家の近くにも頼りにしてるミラーがあって、年に数回程度、
まったく見えなくなる日があるんですよ。放射冷却と言うんでしょうか。
風呂場の鏡のように曇って、降りて行って拭きたいくらいなんです。
この映画を見つつ近くにあるミラーの事がつい頭に過りましたね。

復讐するは我にありのようなぎらぎらした殺人鬼の役も
印象深かったですが、今回の映画のような多くを語らない人物も
味があっていい。表情にセリフを語る。さすがにこの辺はうまいです。
緒形拳で私的に印象深いのは鬼畜でしょうかね。

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内容的にはほのぼのとした映画じゃないのでしょうが、
リラックスしたような時間が流れて行くのはなぜなんでしょう。
ちょっと間違うと退屈になってしまうはずなのについ見入ってしまう。
ミラーを絡めた風景がなんかいい雰囲気を出してる。

その映像に流れる音楽がまた良くマッチしてますね。
いざやろうと思ってもここまで突拍子なことも出来ないでしょうが、
ミラーに限らず、なにか行動に移してもいいんじゃないか。
そんな訴えかける力を秘めた邦画であったとも思います。