市販のDVDやBDの映画には、よく特典映像なるものが付いています。
役者のエピソードや撮影の裏話等、特典として明かされる真実に、
驚いたり感心したりしたものです。映画の裏側を垣間見れることは、
より深く堪能した気分を得られると、必ず見ていた時期がありましたね。
それがいつの頃からか、あまり見なくなった。楽しみにしている人も
居るでしょうから否定する気はありませんが、必要以上のことを知って、
かえって作品の魅力が薄らいでしまったような気がしたんですよ。
知らないままの方が良い。なんてケースも時にはあるかもしれませんね。
今日は地元の祭りですが、出かけることもなく自宅で映画鑑賞です。
午後は「ワイルド・タウン/英雄伝説」原題は、ウォーキング・トールです。
1973年の同タイトル映画のリメイクで、こちらの映画は2004年公開。
主演はザ・ロック。と、この頃はなんとリングネームで出ていたんですね。
本名はドウェイン・ジョンソン。彼も当ブログのレギュラーになりつつある
俳優の一人で、今後も彼の作品はいろいろ見て行こうと考えております。
事実に基づいた話とテロップが出て、延々とドウェインが歩くところから
物語は始まる。元レスラーだけあって堂々と歩く姿が様になりますね。
ワイルド・タウン。つまりは悪い街と言うタイトルが内容を物語っている。
小さい田舎の街での話。登場人物も驚くほど多くないし、時間も80分と、
大がかりな映画ではない。実在の保安官の話をモチーフに制作されて
いるわけですけど、中身は単純で分かりやすく時間もちょうどいい感じ。
この映画もデス・レース同様。ドウェインあっての映画でだと思いますね。
やられたらやり返す。まるでリング上のファイトを映画に反映したスタイル。
そのファイトぶりが彼の真骨頂。特殊部隊を除隊したなどと言う経歴が
また彼の風貌によくマッチしていて、ドウェイン好きには楽しめます。