GODZILLA
GODZILLA(以下ゴジラ)は、水に入っても大丈夫そうですけど、私は
風邪を引きそうなので本日のプールも取りやめ。買い物だけしました。
シン・ゴジラが公開になって、久しぶりに楽しみなゴジラが出て来たと、
今から指折り数えて(一本が一ヶ月かも)気長に待ちたいと思います。
シリーズも数を重ねるとネタが切れるのか、あらぬ方向に進んだりします。
ゴジラも例外ではないかもしれません。昭和のゴジラは全部見ましたし、
平成のシリーズもある程度は見た記憶がある。身長が大きくなったとか、
撮影技術の向上などで、平成シリーズの映像は確かに綺麗になった。
しかしながら、面白さでは昭和には勝てないような気がしますね。それも
モノクロの第一作目。産まれる前なので劇場では見られませんでしたが、
その衝撃は十二分に伝わります。シェーをするゴジラも子供にすれば
愛嬌があって楽しめましたけど、今となってはやり過ぎとも思えますね。
昭和・平成はあくまで日本。そのゴジラをアメリカが作ったらどうなるのか。
今回見たのがその第一作目、文字を打つのが面倒な「GODZILLA」
1998年の作品です。実は再リメイクとなった渡辺謙出演の二作目は、
すでに見ていて、(お店で見つからなかった)順番が逆になってしまった。
TVでも話題になったのでそのディテールは覚えていますが、改めて見て
これはやはりゴジラではなく、突然変異の恐竜と見る方が正しいですね。
それが証拠に、途中からはジュラシック・パークを見ているような錯覚に
陥りました。発想は悪くはないと思いますが、これでは主役がボケます。
ステレオタイプの人間が多く登場するのもしかり。多少の人物像は
必要かもしれませんが、見せ過ぎの感もありますね。集中力がこれでは
散漫になる。ジャン・レノのポジションも微妙ですし、何よりおかしなCMに
出た分、存在感が軽く見える。CMも選んで出演してもらいたいですね。