ゴジラは昭和が面白い。極妻の岩下志麻を見て、ついそんなフレーズが頭に浮かびました。見もしないでこう書くのもあるいは食わず嫌いなだけであって、他の出演者に失礼だろうと大ヒットした高島礼子版も、そして一作だけとなった黒谷友香版もすべて見たのですが、見ることによってその思いは強まるばかり。喋り云々の話もあるようですけどね。普段あまり耳にしてないせいか、そのあたりについては全く気になりません。むしろそのトーンまでもが岩下の存在に繋がるような気がします。内面から滲み出るかの凄味と気品を伴った色気。今回は高嶋政宏に対し母親の弱さも垣間見せるわけですが、ぶっちゃけ目立ったやくざらしいキャラが少ないことや、派手ないざこざも終盤とあって、この二人くらいのやり取りがストーリーの見せ場でしょうか。血気盛ん。そんな言葉が相応しい尖がった高嶋はいい味を出してましたね。
●ちょっとひとこと●
寝床のエアコンを新調したことで、ついでにと今年は寝具も一新。ベットのボックスシーツやベットパット、さらには枕カバー、枕パットと低反発枕。最後はジャパネットで夏用の羽毛布団です。これは納期が少々掛かりましたが、つい最近到着。軽くて使い易いですよ。