★気ままに自宅で映画観賞★

     映画の感想+αを気の向くままに綴っております。

実録三億円事件 時効成立

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以前紹介した初恋は、1968年に発生した三億円強奪事件の白バイ男が
女子高生だったと言う設定で、その奇抜さに興味を引かれたわけですが、
綺麗な映像や恋愛がテーマとあって少々肩透かしを食らった感じでした。
未解決事件だから可能性も否定できないし、アイデアは買えますけどね。

イデアと言えば、初恋と今回観た映画から車の支払いに必要なヒントを
得ました。それはバイクを白く塗ることです。そこで手始めにバイクを買う。
大きいのは高いので小さいのにします。手持ちに白が無いので赤で塗る。
それでいざ出発したら、当日配送だと荷物を渡されそうなのでやめました。

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昨夜の映画は、同じ三億円事件であってもリアリティが別の1975年公開、「実録三億円事件 時効成立」と言うすべて漢字の長いタイトルであります。
その75年の12月に公訴時効が成立することで、再び世間が注目すると、
当時の東映の社長が三億円事件をヒントに製作を指示したキワモノ企画。

ただし、実録とあるだけに作品自体の仕上がりはなかなかのもので、古い
映像と相まって緊迫感が画面から感じられます。スマホを駆使する刑事の
話なら別ですが、古い時代の作品はやはり時代を感じさせる映像の方が、より説得力があるように思えます。粗い映像から雰囲気が伝わりますね。

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博奕好きで女にだらしない西原房夫は、借金に追われる苦しい状態から
逃れようと42年12月から三億円強奪の準備を始めていた。バイクや車を
盗んだり偽装したりするシーンは、リアリティで独特の緊張感が画面から
漂って来ます。出演は犯人役の西原に岡田裕介。その女が小川真由美

その色気が前面に出て来る小川に対して、目立ちすぎず地味とも思える
岡田はいい意味で迷宮入りした事件の犯人役に合っている。なおこの岡田
裕介は東映社長の実子で、当時は身分を隠して東映初主演したとのこと。
圧倒的な存在感は刑事の金子信雄で、犯人を追い続ける姿が印象的だ。