★気ままに自宅で映画観賞★

     気ままに見た映画の感想+αを綴っております。

初恋

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お風呂で音楽など聞けたらと数年前から防水機能を備えたラジオを置き、
FM放送など入浴中に聞いております。俗にお風呂ラジオと言われる物。
それほど高価な物ではないので、実際に使ってみると感度は今一つって
ところ。おまけにアナログチューニングなので合わせるのがまた一苦労。

ちょっとした加減を探り当てる微妙な感覚は今の時代にはかえって新鮮。
懐かしいって言えば懐かしいのかもしれませんが、出来ることならシンセ
チューニングが良かった。ラジオ以外の機能で面白いのは気温が表示
されることで、特に昨夜あたりは風呂場も3℃でしたからまさに大寒です。

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その対処法は後日としまして、昨夜見た映画は2006年の「初恋」です。
中原みすずの同名小説を映画化したもので、1968年に起こった三億円
強奪事件の実行犯である白バイ男は、女子高校生だったと言う奇抜とも
思える設定で、その女子高生を宮崎あおいが演じる青春・恋愛の映画。

大胆不敵で鮮やか。犯罪をこう評してもなんですが、未解決事件でもある三億円事件が題材とその大胆な発想には妙な期待感があったでしょうか。
ただし、蓋を開けるとその山となる実行ですら全体に紛れてしまっていて
スリリングではない。恋愛と学生運動と恋愛と全編にわたって平坦である。

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7年後の舟を編むなどでは存在感のある演技で宮崎も好印象でしたが、
この作品に限ってはあまり見せ場が無い。もちろん他の俳優も同様で、
それゆえに尚のこと起伏が感じられず、ただ時間が経過していくと言う
流れになってしまって少々退屈にさえ感じられます。それが悔やまれる。

うやむやになった気持ちのまま、いつしか終わっている。そんなところが
初恋に通じるのかもしれませんが、良くも悪くも最後に一工夫があれば
感想も行方不明にならずに済んだのではないでしょうか。キャッチコピーは
買いですが、やはり無理があるとつい見終わった後に思ってしまいました。