★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

空白

          f:id:chibigori:20220205070151j:plain


本日はAZMさんの記事により視聴した映画です。2021年の作品ですが、オープニングに登場するKADOKAWAの文字がなんとなく懐かしい感じ。はてなとコラボした小説サイトのカクヨムは現在進行形でお世話になっておりますが映画は久々ですかね。癖のある親父が強烈に画面を支配しますが、それをも吹き飛ばしてしまうシーンに思わず声が出ました。まさにお口あんぐり状態。そこから一気に物語が加速していく感じで、とにかく重いの一言。それでもなぜか沁みるんですよね。ちょっとした脇役なのに主役にも似た重さがそれぞれにあって、どれも感情移入できる。大げさなことを言えば、無駄な登場人物がほとんどいない感じです。訴える力は強烈で絶えず何かを考えさせられる。それは身近に起こりうる話だからでしょうかね。しかし、古田新太の存在感はすさまじいです。他を寄せ付けないほどパワフル。対して松坂桃李の歯切れの悪さも良かった。