似たようなタイトルはいくつかあれど、かつてオカルト映画で世間を震撼させ今は金字塔として名高い名作に迫る、そして物語が関連しているものはほとんどない。しかし、2023年に公開された本作はれっきとした1973年の直接の続編で悪魔に憑りつかれたリーガンの母親役を演じたエレン・バースティンが再登場している。それなりに年数も経過しているためしばらく誰だかわからないほどだった。元女優、そしてリーガンというキーワードでピンと来たが、現在はなんと91歳。まだまだいろんな映画に出られるのではないかと今回の作品を見て思った。ただ、作品自体はあくまで続編と言いながらも、あの背筋を凍らせるほどの恐怖までは継承していない。悪魔云々の前に家族愛の方が勝っていて、肝心の悪魔が弱まってしまった印象である。おススメ度は低いものの、73年の作品をご覧になっている方ならば一度見ておいても損はない気がする映画である。
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