メイン・テーマ
不安定な天候のため、無理かと思われたプールも晴れ間が出たので
緊急出動いたしました。到着するや曇りで今にでも雨が降って来そう。
雨が降ってもどのみち濡れるのは同じですけど、雨の日のプールは
あまり絵になりません。ちょっとタイミングが悪かったかなと後悔の念も。
ただ、そこは不安定な天候が幸いしたようです。次第にまた晴れて来て、
最終的には昨日と同様に一時間半弱、水浴びを堪能することが出来た。
晴れていた時間はあまり長くはなかったですが、初日の昨日は久々に
太陽にさらす部分が少し赤くなりましたから、逆に良かったですかね。
薬師丸ひろ子の映画もけっこう見ていますが、いまだ見てなかったのは
帰宅後に見た「メイン・テーマ」1984年の角川映画です。片岡義男の
原作ですが、メイン・テーマシリーズには映画と同じストーリーは無く、
オリジナルなんだそうですね。いずれにしろ、オシャレなタイトルです。
南佳孝のスタンダード・ナンバーは好きで何度も耳にしていますが、
歌詞違いバージョンの薬師丸の方はあまり聞いていない。それでも
切ない恋愛の心模様であることは想像でき、この映画も青春・恋愛を
テーマに描いた作品だろうと、その出来栄えに少し期待もしましたね。
ただ、実際に見ると期待外れ。確かに恋愛・青春の路線なんでしょうが、
意味不明のシーンが多すぎる。これを仮に無駄に過ごしてしまう青春の
一コマとでも表現しているのだとしても、必要だったのかと疑問に思う。
どんな意図があるにせよ、これでは物語に入ろうと思っても入れません。
オーディションで選ばれた野村宏伸や、映画初出演となる財津和夫。
演技はフレッシュですが、素人感が強すぎますね。意外だったところは、
渡辺真知子や太田裕美が登場すること。映画に出てたのかと驚いた。
パーソナル無線も登場したりして、どこか懐かしく見られましたね。