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最も危険な遊戯

          

 

未だ色あせない魅力を放ち続けているアクションスター。松田優作の遊戯シリーズの第一作目がこちら。ジャンルはハードボイルドになりますが、表と裏と二面の顔を持っている殺し屋を演じていて、そのギャップがちょっと面白いですね。と言っても本領発揮は近寄るだけで火傷するような独特の凄みでしょうか。ピリピリした雰囲気がいかにもただ物ではないという気配を感じさせます。格闘シーンはもちろんのこと、銃が似合うんですよね。特に筋肉質で長身の松田の場合、銃身が長いライフルがとにかく絵になる。そしてトレードマークのサングラスと見ているだけで引き込まれてしまいます。公開は1978年で監督は村川透。村川はシリーズ全作、さらには「蘇える金狼」「野獣死すべし」と松田を代表する二作も撮っています。警官隊による一斉射撃など非現実的なものもありますが、これもいうなれば当時のハードボイルドらしさでもあるでしょうか。

 

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