カリフォルニア・ダウン
モヤッとした天気の後は、梅雨の晴れ間のような映画を見たいところ。
そうは言っても、ここで紹介してる映画は初めての物が大半ですので、
いわゆる予備知識がない。つまりは土日でツーナッシングもあり得る。
出来ればその辺は避けたいと「カリフォルニア・ダウン」をチョイスです。
お気に入りの俳優であるドウェイン・ジョンソンが出ることが選んだ
理由ではありますが、内容はまったく知らず。おそらく彼の事だから
テロリストたちを相手に撃ちまくり暴れまくるのではないかと予想。
しかしながら、今回その予想こそが見事な空振りだったわけです。
2015年の比較的新しい作品で、ジャンルはパニックムービー。
原題はサンアンドレアスとなります。これはアメリカ合衆国太平洋岸の
カリフォルニア州南部から西部にわたって約800マイルも続く巨大な
断層の名称で、周辺地域は地震の多発地帯にもなっているとのこと。
オープニング早々の衝撃的な掴みも良いし、何より話が分かりやすい。
ドウェインの存在感も相変わらずですし、全編ハラハラの連続です。
ただ、地震と津波で被災された方などへは正直オススメできませんね。
映像技術が凄いので、精神的によろしくないと言う理由からです。
映画の中の話で良かった。と言ったところで過去の記憶や出来事を
変えることは出来ませんが、無力ながら何が出来るのかと思わされる。
とにかく迫力と言うか見応えがあります。偶然の出会いや人の繋がり。
家族の愛情なども見所の一つですが、本作は意外にも賛否両論らしい。
確かにこの破滅的な中での救助劇は奇跡的過ぎるかもしれません。
とは言え、このくらいのドラマがないと見てるのが少々辛すぎますよ。
ましてやドウェインですからね。あの体ならやってくれると言う期待度は
十二分です。ストーリー、映像と是非とも見ていただきたい作品です。
WONDERFUL