ピンクパンサー
昨夜は肉会で一杯やりました。昼間はあくまで仕事関係の間柄ですが、
夜になれば飲み友達。都合で一人欠席となりましたけど、閉店間際まで
楽しく飲んで話に華を咲かせました。もちろん帰りは代行で、帰宅はほぼ
午前様。そこから映画を見ても睡魔との戦いでしょうから中止にしました。
その酔い加減で、もしかしたら午前中いっぱい寝てしまうのではないかと、
思ったりもしましたが、まるで仕事の朝のように起床。目覚ましも掛けて
ないのにと自分でも驚きです。さすがに快調な目覚めとは言えませんが、
せっかく起きてボーっとしてても始まらないので、一本見ることにしました。
今回は1964年から始まったシリーズのリメイクで、2006年に公開された
アメリカ映画の「ピンクパンサー」です。主演はコメディ俳優のスティーブ・
マーティン。実はこの作品もジェイソンGOで見つけた一本で、ほんの少し
ジェイソン・ステイサムが登場しています。いわゆるカメオ出演ってやつ。
吹き替えではなんとなく台詞があるようにも聞こえましたが、実際は無し。
それとピンクパンサーのキャラも出るのはオープニングだけ。途中でも
出るのかと思ったんですけど、出たのは耳に馴染んだメロディだけです。
全般にクルーゾー警部のハチャメチャコメディですが、今一つ笑えません。
あるいはまだ酔いがさめないのか、笑えるようなシーンでもナンセンスに
すら見えてしまう。いっそのことキャラを登場させて、アニメと実写で見せる手法でも良かったのではないかと思ってしまう。ドジで間抜けな勘違い男。
そんなクルーゾー警部の役柄を考えても、笑いのツボは微妙にずれてる。
抜けた警部の相棒役はジャン・レノ。この存在感がまた微妙。助っ人の
ようで助っ人まで至らない感じで、とにかく曖昧な印象しか残りませんね。
存在感で言うなら、ニコール役のエミリー・モーティマーが良かったですね。
いろんなジャンルを高い演技力でこなすだけあって、脇役でも目立ちます。