御親戚の方からと言葉が聞こえそうなオープニングは、予想に反するかに衝撃的で、どことなくサスペンスの匂いすら漂って来ますね。どんな事件がこれから起こるのか。そんな期待に桂馬の鼻の穴も膨らんで、掴みとしては悪くない感じです。17年公開となった本作は、将棋を題材とした作品と言うこともあって、レンタルに登場する前から見たいと思っておりました。原作は何でも漫画だそうですが、少々ネックとなったのはその時間の長さ。大抵の映画は大凡2時間程度ですからね。対して本作は前編だけでも138分とちょっとした長編映画ようです。なぜ2つに分けるのか。一つじゃダメなんですかと、いつぞやの国会を想い出したりもするわけですけど、考えてみたら前・後編での紹介は当ブログ初でしょうか。本作は棋士による内面に秘めた男の戦い等を描いていて、見方によっては地味で抑揚も控え目。ただ、不思議な事に時間の経過が妙に早かった。
●ちょっとひとこと●
閉店セールで映画の他にCDも購入しました。300円の時に買ったのは、ビートルズのプリーズ・プリーズ・ミー。そして100円になってからは、映画のサントラを二枚ほどゲット。それはミッション:インポッシブル2とタイタニックです。どちらも情景が浮かぶってほどではありませんけど、車のSDに録音して通勤にでも聞こうと思います。