初めて見たのはいつだったかな~。と、二度目であることを疑ってしまうかの心に心地良く響く音楽と共に映し出される日本ならではの風景。ちょっとした時間なのに妙に癒される気がしますね。そういや蚊帳に最後に入ったのはどのくらい前なんだろうと、遠い記憶を呼び起こしたりもしました。前回、この2013年公開のジブリ作品を見た時は、マニアックな内容を伴っていたため判りにくい印象を刻みこんだだけでしたが、今回はだいぶ本題に入れたような気がしますね。ただひたすら飛行機を追い求める男と、その裏にある恋物語。この辺りがいい感じで絡み合っていて時にジーンと胸を締め付けます。実在の航空技術者がモデルですが、どうも気になるのは、やはりその声でしょうか。とは言え、よくよく考えれば滑らか過ぎるよりは、如何にも技術者って雰囲気なのかもしれませんけどね。それと斬新に感じたのは大地震の描写。これは一度見ているにも拘らず、オッと目を見開くほどです。ユーミンの歌声が心に染み入りました。
●ちょっとひとこと●
今回読んだのは、東野圭吾のガリレオシリーズの第一作目にあたる探偵ガリレオ。五つの短編からなる話ですので、サラッと読めて良いんですけどね。ちょっとガリレオの長編を読んでたりすると、早々に話が終わってしまうので物足りなさも感じてしまいます。もちろん一流の人が書いてるんですから内容に不満はありませんが・・・。シリーズを読んだのはこれで5作目になります。
床屋に行かなくても、いつもサッパリで助かります。