2006年に日本で公開された作品を今日は視聴しました。そのタイトルから面白そうな雰囲気を感じレンタルしたわけですが、蓋を開けてみるとイメージしていた感動は影を潜めて重苦しい空気がただただ漂っています。その風に乗るのはサスペンススリラーの匂い。それも政治的な要素も絡んでいるので浮気の相手を突き止めるのとはわけが違います。主演はハリー・ポッターシリーズでヴォルデモートを演じたレイフ・ファインズ。この容姿にモルダー捜査官の小杉十郎太の声が良くフィットしていて耳に心地良いですね。そしてその妻をレイチェル・ワイズ。早々からセクシーなシーンを披露してくれ、完全なラブ・ストーリーだとその時点では思ったのですが・・・。と言うことで男性諸君の目の保養はここまで。あとは目よりも頭脳を働かせてもらって延々とモヤモヤしていく感じですかね。特撮もCGもありませんが、それに劣らぬ非現実的な世界に思わず息苦しくもなったりする程です。元気を吸い取られてしまうような映画でした。
●ちょっとひとこと●
今年39冊目読了。読書家の皆さんからみればたいした数字じゃないですけど、ここ三年では最高記録であります。ちなみに読んだのは、スマホを落としただけなのに、の第三弾。戦慄するメガロポリス。一作目は楽しめたんですけどね。映画同様続編になるとってパターンなのか、特にこれはTVのチャンネルをポンポン替えてるように忙しなくて、ちょっとイライラしてくる感じでした。
未だスマーツフォーーンは持っておりません。