★気ままに自宅で映画観賞★

     気ままに見た映画の感想+αを綴っております。

雪国

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川端康成原作の雪国と言えば、あまりにも有名でしょうね。
今回は文学作品でもある「雪国」主演は岩下志麻。1965年の作品。
これに関しては原作も読んでいます。またモノクロ版の映画も
(確かVHS)見ています。ただ、どちらもとんと記憶にないのです。

くにざかいのトンネルを抜けるとそこは雪国だった。
さすがにこの辺は覚えてますが、それ以外はおぼろげでしかない。
本をほとんど読まない私でも、ある程度は登場人物の感情や、
情景などは浮かびはしますけど、映画のシーンのようにはいきません。

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映画の後に原作を読んだ。原作の後に映画を見た。と言うパターンが、
あるわけですが、私の場合はいずれも映画の方が勝っている。
もっともこの件に関しましては、どちらが勝ってると言う話ではなく、
凡人の私には映画の方が分かりやすいってだけのことなんでしょうね。

モノクロ版と小説では今一つ伝わらなかった話もこのカラー版では
だいぶ話が見えてきました。特に岩下志麻演じる駒子の揺れ動く、
女心はどことなく痛々しい。何歳くらいの時の作品なんでしょうかね。
若いことは確かですけど、この色気はなかなか出せません。

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映画の中では田舎芸者って設定ですが、実際はこれだけの容姿です。
東京に行っても立派に通用するはずと、つい思ったりなんかして。
怒っても良し。泣いても良し。酔っ払っても良しです。もともと淡々とした
話ですからね。女優岩下志麻が占める割合は大きいでしょうね。

有名人だったら週刊誌にすっぱ抜かれる。現代ならこんな内容です。
遊び人ってよりも身勝手な男。それが駒子の相手となる島村。
その両者の噛み合いそうで噛み合わないやり取りが見せ場ですかね。
リメイク作品ですが、岩下志麻がより引き上げたと言う映画です。