★気ままに自宅で映画観賞★

     映画の感想+αを気の向くままに綴っております。

豚と軍艦

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6月の末辺りから土曜日の半日仕事は9連チャンと続いたせいか、今年はいつになく夏休みが待ち遠しく感じられました。思えば久々の連休ですね。
それも8連休。ただ、今のところは長い休みに入ったと言う実感はゼロで、
月曜日から仕事のような気がしてならない。習慣とは恐ろしいものですね。

とりあえず、どこかへ出掛ける予定もないし、このところ長期連休は運動も
控えてるので、のんびりと映画を見ようかと、仕事帰りにレンタルショップ
立ち寄り数本調達して来ました。これも長期休み前の恒例行事でしょうか。
今回借りたのは14泊15日での旧作を7本と一週間での新作を1本です。

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まずは帰宅してモノクロの文字通りの旧作の邦画を1本。それが1961年
公開の「豚と軍艦」であります。以前、海と毒薬と言う映画を見ましたけど、
それ以上にタイトルが飛躍しているようにも思えて、却って興味をそそる。もっとも海と毒薬の方は、訴えかける部分も大きく印象に残る映画でした。

片やこちらの方はと言うと、タイトルこそ印象的でしょうが、内容は辛うじて
心のフィルターに引っ掛かる程度。映像もあまり良くありませんし、音声も
あちらこちらで聞き取り辛い。それらの要因も印象薄に一役買ってるのかも
しれませんけどね。ただし、ちゃんと見所はあります。それはズバリ役者。

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まずは主演の長門裕之。そして、その年に結婚することになる南田洋子の共演。特に南田の荒々しい女性は印象的だ。さらには丹波哲郎西村晃東野英治郎と名優たちの顔ぶれが続く。長門の恋人役となる春子は、この作品で映画デビューした吉村実子。新人ながら体を張った演技が印象的。

やくざ組織の揉め事に巻き込まれたチンピラ男と、その恋人である春子の
生き様が本作のテーマの一つでしょうが、見ている側としては中途半端で
煮え切らない。それでも終盤の便器のシーンはインパクトが有りすぎます。
恐らくストーリーは忘れても、ここだけは脳裏に残り続けると思いましたね。