★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

2023-01-01から1年間の記事一覧

すずめの戸締まり

相変わらず、あるいはさらに進化したと言うのがその映像美で光や蔭。そして水と言った自然の風景にはついつい引き込まれてしまいそうです。個人的には現在のアニメの中で新海誠が描き出す映像は抜き出てると思いますね。新海イコール難解という話も聞こえた…

シン・ジョーズ 最強生物の誕生

シンというのが一時期流行ったんでそれに便乗しちまおうってノリが丸見えだっつーの。某局の午後かレンタルショップならいつもと違う棚に並んでるって感じの映画だけどさ、タイトルも怪しければ中身も怪しいっていうか小さい子供なんかならけっこう騙せるん…

ディア・ハンター

ギターの曲としては有名で一時期私も練習した「カヴァティーナ」が耳に切なく響きます。そんなオープニングで始まる本作が公開されたのは1978年で日本ではその翌年。第51回アカデミー賞で作品賞など5部門を制したという映画ですが見るのはこれが初めて。よ…

頭文字D THE MOVIE

2005年公開の本作を観るのは久しぶりだ。十年以上前ということもあってけっこう新鮮に見ることが出来た。イニシャルDと言えば日本のアニメと頭に浮かぶだろうが、本作はその実写版で制作国は香港となっている。あちらでどの程度の人気なのかは不明ではあるも…

地獄の花園

アリエナイ。だけどアリエル。ついついそんな言葉を頭に浮かべながら、非現実的な話についつい笑ってしまうのがOLの派閥争いを描いた2021年の本作です。脚本はバカリズムでご本人も地味な役どころで登場しています。会社に限った話ではなく至る所で派閥は存…

ガメラ 大怪獣空中決戦

今回は怪獣映画ね。ゴジラは圧倒的な人気だけどガメラ派って男子もいたわね。昔の映像とクオリティが違うのは平成だからなんでしょうね。平成ガメラシリーズっていうらしくってこれは三部作の第一作目。1995年公開だから最近ってほどじゃないわね。でも始ま…

峠 最後のサムライ

役者やのぉ~!などと名台詞も昔あったものじゃが、この役所広司はつくづくそう呟きたくなる男で何をやらせてもそつがないというか上手いの~。今回の侍にしてもそうじゃが、刑事でもヤクザでもなんでもピタッとハマる。さすがって感じじゃ。題名や中身を見…

舟を編む

枕元に置いてあるのは新明解国語辞典です。それも昭和発刊のもの。そのため新しい言葉などの記載はなく、新しい辞典の購入も考えたりもしましたが、大抵の言葉はこれで事足りるんですよね。だからボロボロという表現まで使い込もうかと今は考えております。…

アルゴ探検隊の大冒険

過去にも見た記憶はあるのだが、タイトルをすっかり忘れていた。久々に視聴しようと思ったものの配信で見つからなかったため、今回はDVDを購入。ストップモーション・アニメの巨匠レイ・ハリーハウゼンの最高傑作と称される映画ならば手元に置くのも悪く無い…

ひろしま

あえてタイトルを平仮名にしたところに意味があるような気がします。公開は1953年と70年前。面白いかなどと問うのは論外で104分という時間はただただ残酷で見ているのも辛いという映像ばかり。その分、訴える力は半端じゃありません。当然ですよね。描いてい…

ワイルドスピード / ファイヤーブースト

さぁ、やってまいりました。シリーズ最新作、まさに車と人間の戦いのワンダーランド。地球という広大な球面上のマットで正と悪が入り乱れてのバトルが今回も勃発するわけでありますが、オーッとゴング早々にいきなりツープラトンによる金庫引き釣り回しとい…

聖の青春

幼くして腎臓の難病を患い29歳と言う若さで早世したプロ棋士、村山聖の人生を描いた映画ですが、どんな棋士だったのかまではお恥ずかしながら存じておりません。TVの将棋番組でもしかしたら見たかもしれないという程度。公開は2016年です。映画では息詰まる…

風が強く吹いている

原作を、それも二度読みしたばかり。もしやと思い検索すると映画化されていると知り、すぐに探し出しリストに登録。あの物語をどう映像として再現しているのか久しぶりに期待で胸が高鳴った。ただし、期待しすぎると思わぬしっぺ返しを食らうなどというケー…

大脱走2

1963年公開の「大脱走」は脱走劇の名作として名高いですが、それの続編があるとは知りませんでした。もしかしてタイトルで客を呼ぶB級あるある作戦かと脱走作戦より心配していたらほぼ三時間という大作。興味津々だったため一服休憩を何度か挟み最後まで一気…

ルパン三世 カリオストロの城

もう何回見たのかわからないのよ。台詞もけっこう頭に入ってるでしょ。だからオープニングのイントロが流れるだけでウルって来ちゃうの。やっぱりルパンと言ったらこれよね。久しぶりに見たけど山田康雄の声は適任っていうかそれ以外は考えられないって感じ…

死刑確定

どっちかといえば追われる側の人に思えるんじゃが、交番勤務の姿なんか見ると意外としっくり来てるから面白いのぉ~。悪さして最前線から格下げになったあたりは竹内力って感じじゃが、そのまま真面目な警察官を演じていたらこの題名はおかしなもんだとワシ…

母と暮らせば

松竹創立120周年記念作品で脚本、監督を山田洋次が務めるとあれば、もうガチの邦画って感じで、おまけに吉永小百合ですよ。もうお客さんいらっしゃいって雰囲気は揃ってますね。個人的には二宮和也の演技に注目ってところですが、役どころを無難にこなしてい…

遺体 明日への十日間

3・11の東日本大震災。それの岩手県釜石市に設けられた遺体安置所を描いた作品で、メインとなるのは津波などで亡くなられた遺体だ。ジャーナリストが見て来た報道では伝えきれない部分とあって見ているだけで気持ちが滅入って来る。次々と運び込まれてくるの…

ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡

これホントの話なんだって。ボリビアのジャングルで遭難した時のことを本にして、それを映画にしたみたいだ。その人の役をハリーが演じたんだけど、もう大きくなりすぎて誰だかわからないよね。大人になって魔法も使えなくなったのか、ただ歩き回るだけなん…

告白

つい最近原作を読み終え、記憶が新鮮なうちにと2010年公開の本作を観たわけですが、これを見るのは確か二度目。湊かなえのベストセラーとなった原作はそれぞれの視点で綴るというもので、本作も時系列こそ違いはあるものの、映像が加わることでよりリアルな…

さよならジュピター

原作は小松左京っていうんだから期待も高まるんだけどさ。あとで知ったら小説もノベライズだって話。スケールで言えば日本が沈む比じゃねえもんな。木製だよ。おっと木じゃね~木星だ。こうなるとSFの名作を見逃してたのかって心配になっちゃったりもしたわ…

ザリガニの鳴くところ

どのように鳴くのか、聞いたことはないんですが、このタイトルには惹かれますね。アメリカのドラマ映画で、原作となったのはディーリア・オーウェンズの小説なんだとか。ちなみに公開は去年の2022年。湿地帯に住む女性の話と言えばそれで終わりなんですが、…

プロジェクトX-トラクション

久しぶりにジャッキーを見たよ。だいぶアクションのキレは悪くなっちゃったけど、それでも見てるとお得意のワイヤーなんかもあったりして昔の映画を思い出すよ。この映画は今年の奴なんだけど米中の合作なんだって。なんだか仲が悪いようにも思えたけど、そ…

バード・ボックス:バルセロナ

それを見たら終わりって、ま~終活ってわけでもないんじゃろうが、うちの婆さんの寝顔に匹敵する怖さがあったのが前回の映画で、昔の紅白ほどかは知らんがなかなかの高視聴率だったとか。それのスピンオフとかで出たのがこのバルセロナ。いうなれば二匹目の…

幻の光

宮本輝の小説を映画化したもので、95年に公開になった本作は是枝裕和の劇場映画デビュー作、そして江角マキコの映画デビュー作というらしい。小説も映画も存じ上げていないので新鮮な感じで見ることが出来ました。独特の空気感と言うのか台詞よりも映像で見…

岳 -ガク-

「岳 みんなの山」人気コミックを原作とした山岳ドラマで、自然の美しさと厳しさを画面から伝えて来る。この対比が実に見事で見入ってしまう。毎年のように遭難や滑落といったニュースを目にする気もするが、リスクを背負ってまで登る魅力が山にはあるのだろ…

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前作も面白かったから期待も高まっちゃうわよね。お話は違うんだけど手法は似ていてそれがまた斬新っていうか、忙しないっていうか、もう自分がPCやスマホを使ってるような感覚になるのよ。でも絶対あんなふうには叩けないわね。だってなんちゃってブライン…

ヴィレッジ

上映時間二時間。それを長く思わせない邦画ならではの味わいが堪能できる一本だ。公開は2023年の今年。視聴者にストーリーを考えさせていくかの展開はまさにサスペンスだが、映像を見る限り難解ではない。徐々に霧が晴れていくように頭の中で映画の流れがつ…

追憶

映画音楽集などには必ずと言って良いほど収録されているのが本作の音楽。誰しも一度は耳にしているのではないでしょうか。公開は1973年。恋愛のジャンルで有名な映画ではありますが、ようやく見れたというのが正直な感想。出来れば吹替で観たかったですけど…

童貞放浪記

麻雀は何度か見てますが、こちらは初です。小谷野敦の小説が元になってるとか。なんでも著者の実体験の基づいたもので、童貞という殻をいかに破るのか。そんな奮闘ぶりが映像からひしひしと伝わって来ます。この勉強は出来るが、運動音痴で口下手。そしてそ…