★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

さよならジュピター

原作は小松左京っていうんだから期待も高まるんだけどさ。あとで知ったら小説もノベライズだって話。スケールで言えば日本が沈む比じゃねえもんな。木製だよ。おっと木じゃね~木星だ。こうなるとSFの名作を見逃してたのかって心配になっちゃったりもしたわ…

ザリガニの鳴くところ

どのように鳴くのか、聞いたことはないんですが、このタイトルには惹かれますね。アメリカのドラマ映画で、原作となったのはディーリア・オーウェンズの小説なんだとか。ちなみに公開は去年の2022年。湿地帯に住む女性の話と言えばそれで終わりなんですが、…

プロジェクトX-トラクション

久しぶりにジャッキーを見たよ。だいぶアクションのキレは悪くなっちゃったけど、それでも見てるとお得意のワイヤーなんかもあったりして昔の映画を思い出すよ。この映画は今年の奴なんだけど米中の合作なんだって。なんだか仲が悪いようにも思えたけど、そ…

バード・ボックス:バルセロナ

それを見たら終わりって、ま~終活ってわけでもないんじゃろうが、うちの婆さんの寝顔に匹敵する怖さがあったのが前回の映画で、昔の紅白ほどかは知らんがなかなかの高視聴率だったとか。それのスピンオフとかで出たのがこのバルセロナ。いうなれば二匹目の…

幻の光

宮本輝の小説を映画化したもので、95年に公開になった本作は是枝裕和の劇場映画デビュー作、そして江角マキコの映画デビュー作というらしい。小説も映画も存じ上げていないので新鮮な感じで見ることが出来ました。独特の空気感と言うのか台詞よりも映像で見…

岳 -ガク-

「岳 みんなの山」人気コミックを原作とした山岳ドラマで、自然の美しさと厳しさを画面から伝えて来る。この対比が実に見事で見入ってしまう。毎年のように遭難や滑落といったニュースを目にする気もするが、リスクを背負ってまで登る魅力が山にはあるのだろ…

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前作も面白かったから期待も高まっちゃうわよね。お話は違うんだけど手法は似ていてそれがまた斬新っていうか、忙しないっていうか、もう自分がPCやスマホを使ってるような感覚になるのよ。でも絶対あんなふうには叩けないわね。だってなんちゃってブライン…

ヴィレッジ

上映時間二時間。それを長く思わせない邦画ならではの味わいが堪能できる一本だ。公開は2023年の今年。視聴者にストーリーを考えさせていくかの展開はまさにサスペンスだが、映像を見る限り難解ではない。徐々に霧が晴れていくように頭の中で映画の流れがつ…

追憶

映画音楽集などには必ずと言って良いほど収録されているのが本作の音楽。誰しも一度は耳にしているのではないでしょうか。公開は1973年。恋愛のジャンルで有名な映画ではありますが、ようやく見れたというのが正直な感想。出来れば吹替で観たかったですけど…

童貞放浪記

麻雀は何度か見てますが、こちらは初です。小谷野敦の小説が元になってるとか。なんでも著者の実体験の基づいたもので、童貞という殻をいかに破るのか。そんな奮闘ぶりが映像からひしひしと伝わって来ます。この勉強は出来るが、運動音痴で口下手。そしてそ…

2010年

1984年制作のアメリカ映画は金字塔とも言われる「2001年宇宙の旅」の続編にあたる。日本での公開は1985年。映像に目を奪われ、難解なラストだった前作に対しての疑問が多少晴れるのか、あるいは再び難解の領域に迷い込むのか、見る前は期待と不安が交錯する…

禁じられた遊び

ハイ!またお会いしました。今日は名作と歌われる1952年の映画で、古いだけあって色が付いてないんですね~。タイトルを聞いてギターのフレーズ思い出した人おるんじゃないでしょうか。イエペスの演奏で一躍有名になりました。これを弾こうとギター始めた方…

世界の中心で、愛をさけぶ

この映画は二回目なんだけど誰が出てたのか全然覚えてないのよね。一人くらいはって思うんだけど、さっぱりよ。片山恭一の原作は一度読んでるの。そのあとでこの2004年の映画見たのよ。その時、だいぶ原作と違うんだなって戸惑った覚えがあるんだけど、改め…

野獣刑事

1982年に公開された映画は緒形拳が大阪府警のはみ出し刑事を演じる。薄暗い映像が時代を感じさせるが、このややぼやけた感のある映像がなんともいい味を出している。藤田まこと、成田三樹夫、蘆屋雁之助など、今は亡き俳優陣も拝めるのも良い。映画は早々に…

Uボート:235 潜水艦強奪作戦

ベルギーで製作された映画で公開は2020年。ハズレ無しという潜水艦映画にまた一本本作が加わりました。のっけから陸の上で繰り広げられる戦闘でまずは映画に引き込まれる感じです。それから潜水艦に乗り込むことになりますが、それぞれのキャラがしっかりし…

黄色いリボン

制作されたのは1949年で公開は51年とかなり古い作品になります。不朽の名作と言われるだけあってタイトルや音楽は一度や二度目や耳にしたことがあるのではないでしょうか。あの時代の西部劇というとジョン・ウェインという名がついて回るほど切り離せないス…

ボックス!

何年かぶりに見た映画は高校生のボクシングを描いた百田尚樹の小説を実写化したもので、公開は2010年となります。視聴は二度目、原作も二度ほど読んでいて、とにかくこの原作は読み応え十分で面白いです。それをどう映画にするのかと期待を膨らませ過ぎたか…

はい、泳げません

綾瀬はるかが出るってことで婆さんに内緒で見たんじゃけど、このぴっちり水着は堪らんのぉ!スラッとした体形がまるわかりじゃ。コーチとしての凛々しい顔に対してのお惚けのギャップというじゃろうか、あれは綾瀬の本領発揮という感じがして楽しめたわい。…

セキュリティ

2017年公開の本作は92分と短いながらも凝縮されていて長いだけで中身のない映画は是非とも見習ってほしい一本に仕上がっている。やはりこの手のアクションは海外に分がある。どうしても邦画では非現実的で見ている方が自然と冷めてしまう。どことなく「ダイ…

アウトサイダー

舞台は終戦後の大阪。登場人物はほぼ日本人。となればつい邦画かと思いますが、制作国はアメリカという2018年の映画です。「仁義なき戦い」あるいは「アウトレイジ」にも似た空気を感じつつも異色なのは外国人がヤクザとして生きていく斬新さで、これがなか…

ナビゲイター

ちょっと崖から落ちて気が付いて家に帰ったら違う人が住んでたって有り得る?彼の家に行ったら違う女が出て来てもめたなんてのと次元が違うでしょ。それはそれでファンタジーじゃなくてパニック映画になっちゃうんだけど、これはSFファンタジーって感じかし…

きさらぎ駅

実際の投稿から始まったとされる都市伝説を描いたのが2022年に公開された本作。主演は恒松祐里で映画初主演作品となる。82分と特番よりも短いような時間だが、短さゆえに映画そのものは朝の番組のタイトルのようにスッキリしている。ただし、演技に関しては…

AVP2 エイリアンズVS.プレデター

両者の映画をほとんど網羅した方なら、これはまさにアリVS猪木をも凌ぐ夢の対決ではないでしょうか。その第二作目が2007年の本作。もちろん以前にも見ていて久しぶりの視聴となりますが、個人的にはアクション要素が強かった一作目の方が面白かったようにも…

ザ・サイレンス 闇のハンター

2019年の本作のジャンルはSFホラーで、突如出現した未確認生命体によりアメリカが大混乱になるという話。このエイリアンを小型化したような空飛ぶ生命体は、未開の洞窟から発生しましたが、視覚はほとんどなくあるのは優れた聴覚のみ。したがって音を出すも…

フォルトゥナの瞳

原作は二度ほど読んでいて映画は今回で二回目となります。前回見たのは約四年前。その際は原作に対して物足りないという思いもしましたが、久しぶりに見たのもあるでしょうが、映画は映画なりによく出来ていて、今回の方が楽しめましたし、感動もしました。…

オールド

ハイ!またお会いしました。今日の映画はお酒じゃないんですね。高校生の頃、コーラにこっそり入れて飲んだなんて方、おられますでしょうか。ハイ、私、少しだけやりました。大人になった。そんな気がしました。この2021年の作品は不思議なビーチの話です。…

透明人間

鬼才J・カーペンター監督が描いた1992年公開の本作はかつての映画とはやや怖さの質が異なります。ジャンルはSFコメディ。そのためユーモラスです。ただ、なりたくてなったわけじゃないので、その苦悩が面白いし、怖い部分でもあるでしょうか。自分の存在が無…

結婚しようよ

2008年に公開された本作は一言で言うならばフォークソングだ。それも四畳半とかの哀愁とはやや異なり爽やかな青春を思わせる。時代や人生に流されるのではなく逆らい奮闘する。そんな生きざまを描いたホームドラマでもある。楽曲のほとんどが吉田拓郎という…

キングコング2

1976年に作られたリメイクの続編になるのが10年後の1986年に公開になった本作で、映画自体も10年後を描いています。監督は前回と同様でジョン・ギラーミン。そのためか前回のラストシーンなどが冒頭に流れて前作が好きな人は特に入りやすいかもしれません。…

神田川

「妹」「赤ちょうちん」「なごり雪」なんて、かぐや姫の歌のタイトルのついたやつはいくつも見たけどさ。いまだに見てなかったのがこれ。やっぱりメジャーに引き上げた題名だから楽しみにしていたよ。時代は70年って言っても石鹸もカタカタしなかったし、…