★気ままに自宅で映画観賞★

  あれこれ好き勝手に映画感想。カクヨムでもあれこれ執筆活動中。

2019-01-01から1年間の記事一覧

ザ・レイプ

公開から30年以上が経過していても、そのタイトルの響きは色褪せていないと言えるでしょう。強姦と書けばさらにインパクトは強烈かもしれませんが、作品そのものの質を落とすような気ももして、それを少しでも和らげる狙いもあったのではないか。これは勝…

リターナー

これを見たのはもう十数年前だと思います。ターミネーターとマトリックスを混ぜ合わせたかの、いわゆるパクリっぽい作品に当時は冷ややかに見た記憶がありますが、久しぶりに引っ張り出してみると、邦画の枠を一歩出た感のあるスケール等々、以前の時よりも…

メカゴジラの逆襲

第一期の昭和のゴジラシリーズ歴代一位の観客動員数を記録したのが本作。と言ってもワーストで、その後の怪獣映画を封印する決定まで下った、と考え方によっては節目の作品でもあるでしょうか。昭和シリーズは南佳孝同様なんですけど平成に入ってからの邦画…

処刑遊戯

松田優作の映画をご存知ならば、ここに暴力教室では、あれれ?と肩透かしを食らわせる形になりますので、やはり流れでシリーズ第三作でしょうかね。この作品も何度か見ていますけど、オープニングとエンディングはシリーズでも一番印象に残るような気がしま…

最も危険な遊戯

順番が逆になってしまいましたが、午後の部は遊戯シリーズの一作目を見直すことに。オープニングの風景はこれまた蘇える金狼を思わせる雰囲気で、テーマソングがいかにもハードボイルドをイメージさせてくれますね。だいぶ前に見た時にはちょっと話の内容が…

殺人遊戯

やくざチックな映画の後はハードボイルドも良いかと、松田優作の遊戯シリーズを引っ張り出しました。シリーズなので確かこれがと思ったら、これは二作目だったんですね。とりあえずチェンジせずにそのまま見ましたが、久々に見る松田はやっぱりカッコいい!…

オルゴール

初めて見たのはかれこれ十年以上前だったと記憶しています。そのため一部分を除いてすっかり内容は記憶から消し去られた状態。強烈に印象に残ってるその一部分はテーブルの上を歩くシーン。詳しく書くとまた面白味が失せるのであえてそれ以上は書きませんが…

ラストサムライ

タンポポでは運転手の助手だった渡辺謙も本作では不平士族の領袖まで駆け上がるのを誰が想像したでしょうか。トラックを降りて今や馬です。もちろんこれは映画の話ですが、時代も変われば役者も変わると、圧倒的なまでの存在感や人を魅了するかの演技は、ま…

マルサの女2

前作がマルサの入門、あるいはプロローグであったと思わせる1988年の本作品は、アウトレイジの香りも漂い、同じ上映時間なのに一作目を大きく上回るボリュームを感じますね。一筋縄ではいかない連中と言った点でもそのハードルがグンと引き上げられてい…

ゴジラ対ヘドラ

公開上映の時に見に行った。今の私には希少な経験かもしれませんが、とにかく混んでて椅子は愚か立ち見もままならない状態でしたね。そこで苦肉の策と映画館が考えたのか、劇場と通路の間の壁に窓枠とでもいうか、板が取り付けてあったんですが、それを取っ…

1941

リアリティのあるパール・ハーバーの後は偶然にもその時代を描いた作品になりましたが、こちらの場合は拍子抜けな感じ。もっともコメディですからね。しょうがないのでしょうが、スピルバーグとあっちゃ、そりゃ期待もしますがな。と、数日前にとある商品の…

パール・ハーバー

こちらもお久しぶりな作品です。パール・ハーバーと名前だけ聞けばなんともこじゃれた響きに聞こえますが、ひとたび真珠湾となればその印象は一転。今回はその真珠湾を描いた戦争映画であります。約3時間と大作の部類に入るこの映画は戦争だけではなく、恋…

コラテラル・ダメージ

何十回と見た映画なら、おおよそのストーリーや台詞までも把握しているでしょうが、今回のケースは逆のパターンで、内容のほとんどが頭の中から削除されてる。いや、実際はどこかのフォルダにあるんでしょうけどね。そのフォルダが見つからないわけです。お…

キング・オブ・マンハッタン-危険な賭け-

奇しくも前作と同じお金持ちの話。もっともこちらの場合はプライベートジェットで移動するくらいだから大金持ちで、映画内では大富豪と言われています。大富豪!良いですね~響きが。いずれにしろ一般ピーポーの私には現実的でないことは確かであります。主…

マルサの女

子供と一緒にTVで見てたら慌ててチャンネルを変えようと焦ってリモコンを落っことす。そんなのっけからインパクトのあるシーンでグイと引き込む本作品は、かれこれ数回見ていますが、テンポの良い軽快なテーマ曲の効果もあってか、なるほどなぁ~と変に納…

スカイスクレイパー

やや重苦しい映画の後は、痛快な気分にでもなろうとドウェイン・ジョンソンの新作をチョイスしてみました。タイトルで真っ先に頭に浮かんだのが、デイヴ・リー・ロスのアルバムで、久しぶりに聞いてみようかなんてことも思ったりしたわけですが、特に映画と…

北のカナリアたち

久しぶりに見てみようと思ったのが、確か二回目となるこの作品。それほど大昔の話じゃないんですけどね。吉永小百合が出ているぐらいしか残っておらず、ストーリーはとんと記憶にございません。しかしながら、何かの本でこのタイトルを見たような気がして、…

事件

見応えがあるような予感がしたとでも申しましょうか。どんな内容かは全く不明ながら手にしたのが本作品。大半が裁判のシーンとなると、意見退屈そうにも思えるのですが、これが妙にグイグイと引き込まれて行くから不思議。原作の良さもさることながら、やは…

メイズ・ランナー:最期の迷宮

期間が開いたからでしょうか、前作はどうだったのかが記憶にほとんどありません。一作目は割と印象に残ったんですけどね。こんな調子で見ても話しは繋がるのかと少々心配ではありましたけど、ワイスピを髣髴させるかのオープニングの掴みの良さもあってか、…

宿無

おいらは~宿無し、と思わず昭和のヒットソングが頭に浮かぶタイトルが今回の映画で、勝新、高倉健の二大スターの共演にそそられるかのようにレンタルしてみました。何でも唯一の共演作品ってことらしいですが、如何せん内容とタイトルが延々と結びつかない…

地獄

生まれた時が悪いのか~♪と渋い歌声が記憶に残る天地茂が主演の古い作品です。1960年と言いますから、そりゃ~古いわけで天地も妙に若く見えます。それでもトレードマークのような眉間の皺はちゃんと存在。存在と言えばこの映画を知ったのは、つい最近で…

ザ・プレデター

少し前からタイトルにセンサーが反応してたのですが、棚に並んだ直後に借りてこないのはお約束の事で、準新作となって恐らく少々時間も経過してるであろう本日、新しくしたポンタカードにレンタル機能がちゃんと移動されてるか確認も含めて手に取って来まし…

天国の本屋~恋火

ジャケットよりもそのタイトルに感動の香りを感じてレンタルしたのが今回の映画。本屋と言うくらいだからきっと原作となる出版物があるんじゃないかな~と思ったりもしましたけど、こちらの方はその存在も知らず。唯一の情報は竹内結子が主演なんだろうって…

荒鷲の要塞

GW開け一発目となる映画は、ナバロンの要塞のような匂いを感じてつい最近ポチった本作品。しかしです。届いてビックリ、なんとケースレス。よくよく考えればレンタル上がりの中古で送料とディスクの値段がどっこいどっこいですから仕方ないのかもしれませ…

オーシャンズ8

タイトルこそ知っているのですが、このシリーズは全く見ていません。それでいきなり8とは如何に。と思うかもしれませんね。理由は単純でお気に入り俳優であるアン・ハサウェイが出演しているからで、これは是非とも見なければと使命のようなものを感じて手…

デッドマン・ウォーキング

こちらもブロ友さんの記事から見ようとチェックしていた作品。タイトルから想像するに、死人が歩く、すなわちゾンビの映画か何かと思ったりもしたのですが、ジャケットを見る限りではそんなジャンルでは無さそうですね。実はこのタイトル、死刑囚が死刑台に…

あん

以前ブロ友さんが紹介していたのを不意に思い出しまして手に取りました。当初は人の名前かと思ったタイトルも見始めてなるほどそういう意味かと納得。ベテラン女優樹木希林の遺作となった本作品は、物語の推移も穏やかで、ゆったりとした時間だけが経過して…

ジュラシック・ワールド/炎の王国

楽しみにしていたシリーズを再発行したカードでレンタルして来ました。2018年公開作品なので準新作であります。さすがにシリーズで見ていると恐竜の新鮮味も薄れると言うのが正直な感想ですが、それでも今回はどんな展開が待っているのか。そんな期待で…

メイズ 大脱走

B級の香りが漂っていたりするわけですが、大脱走の文字にそそられてレンタルしたのが今回の映画。初めに実話に基づいたとテロップが出て、B級がAB級に一瞬格上げになりました。しかし、しばらく見ていると再びB級へ逆戻りしたのか、お目目がトロ~~ン…

MEG ザ・モンスター

サメ映画の金字塔と言えば、スピルバーグのジョーズですが、それが先のオリエント急行の翌年、つまりは75年ですから、かれこれ四十数年が経過してるわけです。当然、その映像の進化は著しく、作りもの感のあったジョーズとはリアルさが違いますね。ただし…